国土交通省では、昨今の甚大な豪雨被害をふまえ、自然災害から命を守るために重要な防災教育の必要性を認識し、学校教育現場における防災学習支援の強化に努めています。
庄内川河川事務所では、今回名古屋市立川中小学校3年生の児童を対象に、「総合的な学習の時間」の防災学習実施を支援しました。授業では、自分たちが暮らしている地域が濃尾平野の低平地に位置し、洪水が起こりやすいという地域特性を知りました。また、洪水時の危険性を理解し、災害時には自ら危険を回避できるように、日頃から考え備えておくことの大切さを学習しました。
● | 日 時 | : | 平成29年11月21日(火)9:40~11:20 |
● | 場 所 | : | 庄内川河川事務所(駐車場/排水ポンプ車、河川パトロールカーの見学)(3階 災害対策室) |
● | 参加者 | : | 名古屋市立川中小学校 3年生 44人(2クラス) |
【カリキュラム】
1.災害対策車両の見学(排水ポンプ車、河川パトロールカー)
2.災害対策室の紹介
3.ビデオ映像「水防災を考える」
4.体験談(鬼怒川水害時の支援体験談。鬼怒川のニュース、写真)
5.「まるごとまちごとハザードマップ」、「わが街の避難所マップ」
学校から徒歩で庄内川河川事務所にやってきた
川中小学校3年生の児童
挨拶と全体説明をする庄内川河川事務所
酒井総括地域防災対策官
河川事務所が保有する災害対策車両(排水ポンプ車、河川パトロールカー)について
熱心にメモを取りながら岩崎管理課長の説明を聞く川中小学校3年生の児童
河川監視カメラ映像、水位・雨量情報などを
大型モニターに表示して河川事務所の業務を説明
平成12年9月の東海豪雨時のビデオ映像に
真剣なまなざしで見入る児童
平成27年の鬼怒川水害時に支援に行った新田地域連携グループ長が
現地の支援活動で経験した体験談と被災映像を紹介
児童の代表が水深体験ボードの前に立って
自宅周辺の最大浸水深を体感
「川中学区避難所マップ」について説明する
川中学区自主防災連合会・福井会長
災害時に身を守るために
「もしもの水害に備える」ことの大切さを説明
最後に児童から
お礼の言葉がありました