小里川ダムでは、多くの人にダムの役割を理解してもらうため、ダムの内部の一部を自由に見学出来るようにしています。また地元の小学校には、社会科や理科の学習の一環としてダム見学会を実施し、ダムの役割を学んでもらうと共に、職場としてのダムも見てもらえるよう努めています。
今年も、こうした取り組みの一つとして、地元の瑞浪市立陶小学校の5年生27名を迎え、ダム貯水池の維持管理のために整備している管理用通路の工事現場見学会を実施。建設が進む工事の現場で、「1日工事検査官」として、通路が設計値通りの寸法に仕上がっているかを確認する、工事検査を体験してもらいました。
● | 日 時 | : | 平成29年10月16日(月)9:10~11:00 |
● | 協 力 | : | 株式会社 中島工務店 |
参加者全員で検査終了後に小里川ダムを背景に記念撮影
パネルでダムの役割を説明する
小里川ダム・白江支所長
挨拶する
庄内川河川事務所・西事務所長
西事務所長から代表生徒に「1日工事検査官」の委嘱状が手渡されました
蛇行している川での土砂のたまり方を
模型で確認
川に砂防ダムがある場合とない場合
豪雨時に起きる被害の違いを模型で確認
ペットボトルを使った実験で
ダムの役割や洪水調節のしくみを学習
ふだんは見られない
ダム湖をはさんで見る小里川ダム
光波測量機を使ってミリ単位の正確な
「延長(長さ)」を測定
巻き尺を使って通路の「幅」を測定
オートレーベルを使ってミリ単位の正確な
「基準高(高さ)」を測定
完成している通路から
今後の工事予定部分をのぞき込んで見学
適正に工事が完成していることを確認し
工事を担当している(株)中島工務店に
代表生徒が検査合格を伝えました
担当者のみなさんに
生徒たちからお礼の言葉がありました