庄内川河川事務所では、子どもたちが楽しく川遊びを体験することで、川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、「川あそび体験」を支援しています。
9月15日(金)には、「矢田川子どもの水辺」で、久国幼稚園の年長児87名の川あそび体験を支援。矢田川を中洲に沿って歩く「ジャブジャブ川歩き」と、タモ網を使って水生生物を捕獲する「ガサガサ探検」、大きなお魚に直接ふれることができる「お魚ふれあいウォッチング」などをサポートしました。
● | 開催場所 | : | 名古屋市北区 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」 |
● | 観察指導補助 | : | NPO法人・土岐川庄内川サポートセンター |
● | 協 力 | : | 矢田川子どもの水辺協議会 |
一人ずつタモ網を持って水生生物捕獲にチャレンジ!
≪元気に楽しく川遊び≫
秋の訪れが感じられる爽やかな青空の下、久国幼稚園の年長クラスの園児たちが、幼稚園のマイクロバス2台に乗って、元気に「矢田川子どもの水辺」にやってきました。
バスを降りて中洲に渡り、全員が安全のためにライフジャケットを着せてもらい、まずは水に慣れるためのジャブジャブ川歩きに挑戦。ひんやりとした川の流れが心地よい浅瀬を、みんなで元気にジャブジャブ歩きました。その後、タモ網の使い方を教えてもらい、一人ずつタモ網を持ってサポートのみなさんに助けてもらいながら、水生生物とりを楽しみました。捕まえたお魚やエビなどの水生生物は、水槽に入れて観察。講師の池田さんから、名前や特徴などを教えてもらいました。また、みんなで捕まえたお魚を小さなタモですくって、間近で見て観察したり、2つのタライに入った大きなコイに触れる、お魚タッチにも挑戦しました。
引率して訪れていた園長先生からは「安全に留意したサポートをしていただき、子どもたちにとって、非常に良い体験をさせてもらっています。園児たちも、楽しみにしていました。」との言葉をいただきました。
中洲には簡易トイレも準備
サポートのみなさんに見守られながら
浅瀬を渡って中洲に
サポートのみなさんを紹介する
庄内川河川事務所・新田地域連携グループ長
安全のため全員がライフジャケットを
着せてもらいました
サポートのみなさんに見守られながら元気に浅瀬をジャブジャブ川歩き
ちょっぴりひんやり「気持ちいいね!」
「いたいた!」「ほら捕まえたよ」「見て見てこれ何?!」元気な声が飛び交いました
捕まえた水生生物を水槽に入れ
講師の池田さんから名前や特徴について教えてもらいました
みんなでお魚を入れた水槽の
間近に寄って質問タイム
婚姻色が美しいオイカワの
オス(下)とメス(上)
みんなで捕まえたお魚をタライに移し
小さなタモですくって観察
タライに入れられたコイにみんなでタッチ
「おおきいね」「ぬるぬるしてるよ」
川遊びの注意点を話す
庄内川河川事務所・調査課地域連携グループ
新田グループ長
園児からサポートのみなさんに
「ありがとう」とお礼の言葉がありました
●平成29年9月15日(金) 晴れ 気温27.0℃ 水温 22.5℃
水質調査 pH7.5(パックテスト) COD (mg/L) 7.0 (パックテスト) 透視度 97cm
●捕れた生物(19種類)
オイカワ、タモロコ、モツゴ、コイ、フナ、ニゴイ、メダカ、カダヤシ、ブルーギル、カマツカ、ドジョウ、ゴクラクハゼ、
スジシマドジョウ、テナガエビ、ヌマエビ属、モクズガニ、ヤゴ(ギンヤンマ)、ヤゴ(コヤマトンボ)、ウシガエル