川遊びで自然と親しむ【名古屋市立北保育園の川あそび体験を支援しました】

 庄内川河川事務所では、子どもたちが楽しく川遊びを体験することで、川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、川あそび体験を支援しています。
 9月1日(金)は、「矢田川子どもの水辺」で、北保育園の年長児25名の川あそび体験を支援。タモ網を使って水生生物を捕獲する「ガサガサ探検」と、大きなお魚に直接ふれることができる「お魚ふれあいウォッチング」、ジャブジャブ川歩きなどをサポートしました。

開催場所 名古屋市北区 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」
観察指導 NPO法人土岐川・庄内川サポートセンター
協  力 矢田川子どもの水辺協議会

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一人ずつタモ網を持って水生生物捕獲にチャレンジ! みんないっぱい捕まえました!


≪元気に楽しく川遊び≫
 北保育園の園児たち25名が、保育園近くのバス停から最寄りの中切町まで市バスを利用し、バス停から会場まで元気よく歩いて「矢田川子どもの水辺」にやってきました。最初に河川敷で、靴を川遊び用に履き替え、その後、サポートのみなさんに見守られて中洲に渡りました。
 中洲では、全員が安全のためにライフジャケットを着せてもらい、まずは水に慣れるためのジャブジャブ川歩きに挑戦。少しひんやりとした川の流れが心地よい浅瀬を、みんなで元気にジャブジャブ歩きました。その後、タモ網を使った水生生物捕りを楽しみ、捕まえたお魚やエビなどの名前も教えてもらいました。また、みんなで捕まえたお魚を小さな網ですくって、間近でも観察。2つのタライに入った大きなコイとライギョ(外来種)に触れる、お魚タッチにも挑戦しました。

会場準備・園児到着

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中洲には日よけテントも簡易トイレも準備

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ふれあい橋を渡って元気にやってきました

あいさつ

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挨拶する庄内川河川事務所調査課
新田地域連携グループ長

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安全のため全員がライフジャケットを着用

ジャブジャブ川歩き

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ちょっぴりひんやり「気持ちいいね!」「こわくないよ!」

ガサガサ調査(水生生物捕獲・生物説明)

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「お魚いたよ!」「見て見てこれなあに?」「じょうずに入れたよ」みんなとても嬉しそう

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講師の間野さんから
捕まえた水生生物について教えてもらいました

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みんなで捕まえたお魚の中に
1匹だけ金魚もいてびっくり!

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お魚を水槽からタライに移して小さな網で魚すくい
お魚に触れたり間近で観察したりして楽しみました

お魚タッチプール

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タライに入れられた大きなコイとライギョに
みんなでタッチ!
「おおきいね」「ぬるぬるしてるよ」

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タッチした大きなコイを
みんなで川にリリース

安全講話・帰園準備

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川遊びの注意点を話す
庄内川河川事務所の新田グループ長

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着替えをすませて
きちんと手洗いもしました

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帰園前に園児からサポートのみなさんに
「ありがとう」「さようなら」と元気な声が届きました

 

●平成29年9月1日(金) 晴れ 気温31℃ 水温24℃
 水質調査 pH7.5(パックテスト) COD (mg/L) 8以上 (パックテスト) 透視度 95cm

●捕れた生物(13種類)
 オイカワ、タモロコ、モツゴ、コイ、ニゴイ、カダヤシ、ブルーギル、カマツカ、シマドジョウ、カムルチー、ヌマエビ属、
 ヤゴ(ハグロトンボ)、ヤゴ