今年も矢田川において自然体験イベント「矢田川あそび2017」を2カ所の会場で開催しました。北区会場は7月29日(土)に、東区会場は8月6日(日)に開催されました。
この催しは、地元の子ども達が、ガサガサ調査(魚捕り)やイカダ遊びなど、楽しく川を体験することで川への理解を深め、川に住む生き物の観察や水質調査などの体験を通して、ふるさとの川「矢田川」の環境について考える、良い機会になることを願って開催しているものです。
東区会場で開催された8月6日は、熱中症に注意が必要なほどの猛暑日となりましたが、108名(子ども60名と保護者48名)の参加者が集い、元気に川遊びを楽しみました。
● | 日 時 | : | 平成29年8月6日(日) 9時30分~11時45分 |
● | 開催場所 | : | 「矢田川橋緑地」名古屋市東区矢田 矢田川橋下流 |
● | 主 催 | : | 矢田川子どもの水辺協議会 矢田川あそび 実行委員会 |
● | 構成員 | : | 矢田学区及び砂田橋学区区政協力委員長、東区役所、国土交通省庄内川河川事務所 |
広々とした流れの中で楽しく水生生物捕獲に挑戦!
≪小学生親子108名が川遊びを体験≫
当日は、1時間以上も前からサポートのみなさんが集まって会場を準備。参加者のための、休憩用テントも用意されました。
開会式では、渡邊委員長と西事務所長の挨拶があり、川遊びの注意点が説明された後、参加者全員でガサガサ調査(水生生物捕獲)にチャレンジ。その後、みんなで捕まえた水生生物を水槽に入れて観察し、説明を聞いた後に水質調査をするグループと、ライフジャケットを着用してゴムボートや各種フロート、ペットボトルで作られたイカダで川遊びをするグループに分かれ、それぞれ交互に入れ替わって楽しみました。
猛暑対策として休憩用テントを用意しました
多くの参加者が集まった開会式
開会式で挨拶する東区会場実行委員長で
矢田学区区政協力委員会の渡邊委員長
挨拶する庄内川河川事務所
西事務所長
一人ずつタモ網を受け取り流れが心地よい川に入って親子で仲良くガサガサ調査
みんなで捕まえた水生生物を集めて水槽で観察
講師の溝口さんから名前や特徴を教わりました
タライに入れられた大きなコイにタッチ
「でっかいね」「ぬるぬるしてるよ」
パックテスト(簡易水質検査キット)で矢田川の水質調査に挑戦
自分で測定した調査結果をひとりひとりシールで表にはりました
透視度計を上からのぞいて「水道水」と
「川の水」の違いを確認しました
みんなで調べた水質調査の結果を発表
川を汚さないことの大切さも教わりました
ペットボトルのイカダやゴムボートやイルカ型フロートなどお気に入りに乗って川下り
「流れるよ~」「気持ちいいね」楽しそうな声が飛び交いました
川遊びの注意点を話す
庄内川河川事務所の新田グループ長
閉会式で挨拶する東区会場実行副委員長で
砂田橋学区区政協力委員会の藤井委員長
●平成29年8月6日(日) 晴れ 気温34℃ 水温 28℃
水質調査 COD (mg/L) 8.0以上 (パックテスト) 透視度 65cm
●捕れた生物(19種類)
オイカワ、タモロコ、コイ、メダカ、カダヤシ、カマツカ、ドジョウ、ウキゴリ、ヨシノボリ属、ウナギ、テナガエビ、スジエビ、
ヌマエビ属、アメリカザリガニ、モクズガニ、アメンボ、ヤゴ(コオニヤンマ)、ウシガエル、ヒキガエル