今年も矢田川において自然体験イベント「矢田川あそび2017」を2カ所の会場で開催します。東区会場は、8月6日(日)に開催予定となっていますが、北区会場は7月29日(土)に開催しました。
この催しは、地元の子ども達が、ガサガサ調査(水生生物捕獲)やイカダ遊びなど、楽しく川を体験することで川への理解を深め、川に住む生き物の観察や水質調査などの体験を通して、ふるさとの川「矢田川」の環境について考える、良い機会になることを願って毎年開催しているものです。
当日は、晴天に恵まれ、92名(子ども52名と保護者40名)の参加者が集い、元気に川遊びを楽しみました。
● | 日 時 | : | 平成29年7月29日(土) 9時~11時45分 |
● | 開催場所 | : | 矢田川子どもの水辺(名古屋市北区成願寺町 ふれあい橋下流右岸) |
● | 主 催 | : | 矢田川子どもの水辺協議会 矢田川あそび 実行委員会 |
構成員 | : |
区政協力委員長(城北、辻、川中、光城、味鋺、西味鋺の各学区)、庄内川川ナビ歩こう会、 矢田・庄内川をきれいにする会、川中水辺の会、城北水辺の会、北区役所、国土交通省庄内川河川事務所 |
川の流れに乗って思い思いのボートで川下りに挑戦!
≪小学生親子が川遊びを体験≫
猛暑日となった当日、1時間以上も前からサポートのみなさんが集まって会場を準備。参加者のための、休憩用テントも用意されました。
開会式では、実行委員会を代表して、神野委員長と西事務所長の挨拶があり、川遊びの注意点が説明された後、参加者全員でガサガサ調査(水生生物捕獲)にチャレンジ。その後、みんなで捕まえた水生生物を水槽に入れて観察し説明を聞くグループと、ライフジャケットを着用して水遊び用ボートやフロート、ペットボトルで作られたイカダで川下りをするグループに分かれ、それぞれ交互に入れ替わって実施。水質調査も行いました。
会場準備の様子
多くの参加者が集まった開会式
開会式で挨拶する北区会場実行委員長で
矢田川子どもの水辺協議会会長でもある
川中学区区政協力委員会の神野委員長
実行委員会事務局を代表して挨拶する
庄内川河川事務所 西事務所長
流れが心地よい川に入って親子で仲良くガサガサ調査
みんなで捕まえた水生生物を
集めて水槽で観察
講師の佐藤さんから捕まえた水生生物の
名前や特徴などの話を聞きました
簡易水質検査キットで矢田川の
水質調査にも挑戦
「水道水」と「川の水」を見比べ
透視度計で矢田川の透視度を測定
ペットボトル製のイカダや水遊び用ボート、フロートで川下り
「気持ちいいー」「流れてる~」楽しそうな声が飛び交いました
川遊びの注意点を話す
庄内川河川事務所 新田地域連携グループ長
事務局からガサガサ調査や水質調査
の結果が発表されました
●平成29年7月29日(土) くもり 気温36℃ 水温 30℃
水質調査 pH7.5(パックテスト) COD(mg/L) 8.0(パックテスト) 透視度 44cm
●捕れた生物(22種類)
オイカワ、タモロコ、モツゴ、コイ、フナ、メダカ、カダヤシ、カマツカ、ドジョウ、シマドジョウ、ナマズ、ウキゴリ、ゴクラクハゼ、
ヌマチチブ、テナガエビ、スジエビ、ヌマエビ属、モクズガニ、マシジミ、アメンボ、ヤゴ(コオニヤンマ)、ウシガエル