7月11日(火)、小里川ダムの上流部に位置する恵那市立山岡小学校4年生の35名が、自分たちが住む近隣地域の防災施設である小里川ダムを訪れました。この見学は、身近な小里川ダムの内部を実際に見てダムの目的やしくみを学ぶとともに、水と地域との関わりを学ぶ総合学習の一環として実施されたものです。
当日は汗ばむ真夏日となりましたが、児童たちはマイクロバス2台に乗って、引率の先生とともに管理支所にやってきました。初めに、管理支所内で白江支所長から小里川ダムの目的や大きさ、ダムができるまでの歴史などについて説明を聞きました。その後、2班に分かれて職員の案内でダムの中に移動しました。ダムでは、普段は解放されていないダムの心臓部「ゲート室」に入って、水が放流されるゲート(放流口)を間近で見たり、戸外とは別世界のようにひんやりとした空気が漂う「監査廊」を通ったり、下流広場から間近にダムを見上げたり、それぞれ職員の説明を受けながら見学しました。また、ペットボトルを使って、ダムの洪水調節のしくみを学ぶ実験を行い、ダムの役割や洪水調節のしくみを楽しく学びました。
●開催場所: | 小里川ダム |
小学校からマイクロバス2台に分乗して
管理支所に到着
熱心に白江支所長の説明を聞く
児童たち
小里川ダム管理支所からダムに向かう途中
ダム外観の説明も聞きました
ゲーム巻上機を見ながら
ゲートの役割について教わりました
全員がヘルメットを着用して秘密基地みたいなゲート室を見学
ダム湖の水が流れ出るゲートをのぞき込む児童たち
管理支所のコンピュータでゲートの開閉が
できると聞いてみんなびっくり
ダム内の通路には
全国のダムに関するパネルがいっぱい
グループごとにペットボトルを使った実験で
ダムの洪水調節のしくみを学習
年中15℃の涼しい通路で質問タイム
いくつもの質問に白江支所長が答えました
ダムを背景に記念撮影
戻った管理支所で児童の代表者から
「ダムについて色々なことを知ることができて
よかったです。」と感想発表がありました