庄内川河川事務所では毎年、出水期を迎えるにあたり、土岐川や庄内川沿川市町で河川巡視や水防活動に携わる方々と合同で、重要水防箇所（洪水に対してリスクが高い等、重点的な巡視が必要な箇所）の巡視（点検及び確認）を実施しています。
　この取組は、迅速かつ的確な水防活動などによって、土岐川や庄内川の洪水被害を未然に防止し、住民の方々の命を守ることを目的とし、自治体等と合同巡視などにより情報を共有するものです。
　本年度も以下の5ブロックに分割し、実際に現場を見ながら重要水防箇所を確認する合同巡視を実施しました。

●	日時・巡視箇所 ・6月12日（月）13:00～16:00　庄内川下流部左岸 ・6月19日（月）13:00～16:00　庄内川中流部左岸、矢田川左右岸 ・6月22日（木）13:00～16:00　庄内川下流部右岸 ・6月26日（月）13:00～16:00　土岐川左右岸 ・6月30日（金）13:00～16:00　庄内川中流部右岸
●	参加者 岐阜県、愛知県、土岐川及び庄内川沿川市町の消防防災担当者

≪「庄内川重要水防箇所説明会」と「防災行動計画報告会」を開催≫
　6月30日（金）は、気象台から洪水に関する注意報が発令されたため、現地での点検（合同巡視）は延期となりましたが、春日井市役所会議室において、春日井市長も参加して「庄内川重要水防箇所説明会」と「防災行動計画報告会」が、行われました。
　伊藤春日井市長と西庄内川河川事務所長の挨拶に続き、春日井市河川排水課・余語主査より、「出水に備えた防災行動計画（タイムライン）」策定の報告と説明がありました。
　その後、庄内川河川事務所・瀬戸水防企画係長より重要水防箇所評定基準等について説明があり、引き続き、庄内川第二出張所・久保出張所長から、延期となった合同巡視場所（庄内川中流部右岸の春日井市区間における重要水防箇所）の状況等について説明がありました。