庄内川河川事務所は、子どもたちが楽しく川遊びを体験することで、川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、川あそび体験を支援しています。
6月16日(金)には、「矢田川子どもの水辺」で、大野保育園児53名の川あそび体験を支援。水生生物をタモ網で捕獲する「ガサガサ探検」と、大きなお魚に直接触れることができる「生き物ふれあいウォッチング」などをサポートしました。
●開催場所: | 名古屋市北区 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」 |
●観察指導: | NPO法人土岐川・庄内川サポートセンター |
●協 力: | 矢田川子どもの水辺協議会 |
流れが心地よい川に入って水生生物捕獲に元気いっぱいの園児たち
≪みんな元気に川遊び≫
青空の下、河原を渡る風が心地よい午前中に、大野保育園の年長と年中の園児たちが、元気に歩いて「矢田川子どもの水辺」にやってきました。
まずは、河川敷に用意されたブルーシートの上で、水分を補給。その後、靴を川遊び用に履き替え、スタッフのみなさんに見守られながら中洲に渡りました。中洲では、全員がライフジャケットを着用し、まずは水に慣れるために、ジャブジャブ川歩きを体験。その後、タモ網の使い方を教わって水生生物を捕るガサガサ探検を楽しみました。みんなで捕まえた水生生物は、水槽に入れて間近で観察し、名前や特徴なども教えてもらいました。また、タライに入れた大きなコイや、自分たちで捕まえた小魚に触れる、お魚タッチプールも楽しみました。
引率の園長先生からは、「川遊びをさせてもらえるだけではなく、ライフジャケットを着せていただいたり、川遊びのルールも教えていただけて、園児たちにとってとても良い体験の機会になっています。河川事務所のみなさんには、園児たちのサポートだけではなく、準備から後片付けまでお世話になって、本当に申し訳なくありがたいと思っています。」との言葉がありました。
元気よく歩いて河川敷に到着です
水分を補給してから川遊び用の靴に履き替え
スタッフのみなさんに見守られて
中洲に渡りました
安全に川遊びが楽しめるよう
全員がライフジャケットを着用
庄内川河川事務所調査課・新田 地域連携グループ長の挨拶をお行儀よく聞く園児たち
最初はおそるおそる歩いていた園児たちもだんだん慣れて元気な足取りに
「捕まえたよー」「見て見てこれ何?」じょうずにバケツに入れようね
講師の佐藤さんから捕まえた
お魚やエビなどの名前を教えてもらいました
説明を聞いた後は水槽に近寄って
じっくり観察うれしいな
大きなコイにみんなでタッチが大人気
「でっかいね」「さわったよ」
自分たちで捕まえた小魚を小さなタモで観察
「金魚すくいみたいで楽しいね」
園児たちに川遊びの注意点を話す
庄内川河川事務所・新田 地域連携課グループ長
サポートのみなさんに園長先生から
お礼の言葉がありました
●平成29年6月16日(金) 晴れ 気温28℃
水温 25℃ 水質調査 pH8.0(パックテスト) 透視度 70cm
●捕れた生物(13種類)
アユ、オイカワ、タモロコ、コイ、フナ、ニゴイ、ナマズ、スミウキゴリ、テナガエビ、ヌマエビ属、アメンボ、
ヤゴ(ハグロトンボ)、ヤゴ(コオニヤンマ)