庄内川河川事務所では、子どもたちが楽しく川遊びを体験することで、川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、川あそび体験を支援しています。6月2日(金)は、「矢田川子どもの水辺」で、鳩岡保育園児51名の川あそび体験を支援。会場準備や安全確保を行い、ジャブジャブ川歩きや水生生物をタモ網で捕獲するガサガサ探検、お魚ふれあいウォッチングなどをサポートしました。
●開催場所: | 名古屋市北区 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」 |
●観察指導: | NPO法人 土岐川・庄内川サポートセンター |
●協 力: | 矢田川子どもの水辺協議会 |
一人ずつタモ網をもらって元気にガサガサ探検!
≪ジャブジャブ川に入って楽しい川遊び!≫
昨夜の雨も上がり青空となった朝、ふれあい橋を渡って鳩岡保育園の年長と年中の園児たちが、元気よく歩いて「矢田川子どもの水辺」にやってきました。靴を川遊び用に履き替え、全員が安全のためライフジャケットを着せてもらい、川遊び体験の始まりです。
最初は、水に慣れるための川歩きにチャレンジ。ひんやりした川の流れに、みんな大はしゃぎ。初めはゆっくり歩いていた園児たちも、途中からは元気よくジャブジャブ歩いて川の流れを楽しみました。その後タモ網の使い方を教わり、サポートのみなさんに助けてもらいながら、水生生物とりに挑戦。捕まえた水生生物は水槽に入れて観察し、名前や特徴なども教えてもらいました。また2つのタライに入った、大きなコイやフナにタッチしたり、小さなタモ網で小魚をすくって間近で観察したりしました。
同行してきた園長先生からは、「身近に川があっても、川で遊ぶことはできない時代ですが、今日のように河川事務所の方にきちんと会場を準備していただいて、安全を確保した上で遊ばせていただけるというのは、本当にありがたいですね。また家族でのお出かけとは違って、お友達と一緒に経験できるということも、園児たちにとって良い思い出になると思います。」との言葉をいただきました。
前日までに草刈りを終え、当日は早朝から会場準備。中洲には仮設トイレも設置されました。
サポートのみなさんに見守られて
中洲に渡りました
全員がライフジャケットを着せてもらって
川遊びの準備OK
列になってみんな元気にジャブジャブ川歩き
タモ網の使い方を教わりました
「お魚ゲットした!」「これなーに?」
みんなで捕まえたお魚を見せてもらい
「すごいね」「いっぱいいるんだね」
婚姻色が美しいオイカワのオス
大きなコイにみんなでタッチ
「ぬるぬるしてるよ」
金魚すくいみたいに小さな網で小魚すくい
間近で見られて大喜びの園児たち
川遊びの注意点について話す
庄内川河川事務所調査課の新田地域連携グループ長
園長先生からサポートのみなさんに
お礼の言葉がありました
着替えた後は手もきれいに洗いました
川遊びの後は木陰に移動して
楽しいランチタイム
●平成29年6月2日(金) 晴れ 気温26℃
水温22℃ 水質調査 pH7.0(パックテスト) COD 13.0(パックテスト) 透視度 約20cm
●捕れた生物(12種類)
アユ、オイカワ、コイ、フナ、モツゴ、ナマズ、ゴクラクハゼ、スミウキゴリ、テナガエビ、ヌマエビ属、ヤゴ(ハグロトンボ)、
ミシシッピアカミミガメ