名古屋市港区の藤前干潟、庄内川及び新川の河口付近において、毎年春と秋に開催され、今回で第26回目を迎える「藤前干潟クリーン大作戦」が、5月27日(土)に開催されました。
また例年、庄内川・新川河口部の港区の範囲に位置する沿川学区を中心として、同時開催されてきた「庄内川・新川クリーン大作戦」は、主催団体「みなと川まちづくりを考える会」の閉会に伴い、今回は名古屋市の「全市一斉クリーンキャンペーン」の一環として開催されました。
多くの参加者が集まった中堤の会場風景
【藤前干潟クリーン大作戦】
伊勢湾ゴミ流出の防衛最前線である庄内川・新川中堤防及び藤前干潟において、市民団体で組織される藤前干潟クリーン大作戦実行委員会主催の「藤前干潟クリーン大作戦」が開催されました。
会場には昨夜、深夜まで降り続いた雨が駐車場に大きな水たまりを残したものの、当時は好天に恵まれ、愛知県だけではなく上下流交流の一環として、岐阜県多治見市の中学生も参加するなど、市民団体や企業、学生など中堤と藤前で1,027人が参加。このうち中堤では657人が6班に分かれてそれぞれが区域ごとにゴミを集め、920袋分(一般家庭用ゴミ袋45L)のゴミを回収しました。
清掃活動後には、メインの中堤会場において交流会が行われ、名古屋市高年大学港鯱城会のみなさんによる、炊き出しの防災おにぎりとイノシシとシカの肉が入った味噌汁が参加者にふるまわれました。
中堤会場には大日本土木株式会社の協力による仮設トイレや
庄内川河川事務所が設置した仮設階段や手洗い水タンクも準備されました
河原のヨシを原料として作られた
バイオ肥料(120袋)を希望者に贈呈
市民団体や企業だけではなく
家族単位での参加も見受けられた受付風景
歌とギターで会場を盛り上げてくださった
長谷川パンダさん
中堤を清掃するため
参加者のみなさんを6班に分けて活動
それぞれが担当した区間でゴミ拾い
水分補給と安全面には十分留意しました
斜面の下で集めた重いゴミは
カゴに入れてロープで引き上げます
不燃・可燃・資源だけではなく
危険物もきちんと分別
6ヵ所それぞれに
大きなゴミの山ができました
交流会で挨拶する藤前干潟クリーン大作戦
実行委員会・坂野委員長
交流会で挨拶する
庄内川河川事務所・西事務所長
中部大学の学生と多治見市北陵中学校のみなさんが
庄内川の上中下流部の水質検査結果を発表
作業後の炊き出し防災おにぎりと味噌汁に
長蛇の列ができました
仲間で集まって食べるおにぎりに
みんな疲れも忘れて笑顔いっぱい
モリゾー、キッコロの登場に
参加したちびっこ達が大喜び
交流会に参加したモリゾーとキッコロも一緒に記念撮影
参加・協力いただいたみなさん、ありがとうございました
★この取組は、一般社団法人セブン・レブン記念財団、公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けて実施されました。
次回は平成29年10月21日(土)に開催を予定しています。
今秋の開催にも、みなさんの参加とご協力をお願いいたします!
【全市一斉クリーンキャンペーン】
また例年、庄内川・新川河口部の港区の範囲に位置する沿川学区を中心として、同時開催されてきた「庄内川・新川クリーン大作戦」は、今回は名古屋市の「全市一斉クリーンキャンペーン」の一環として開催されました。港区の流域にある8学区において、地域のみなさんを始め、市民団体、企業等の参加により実施されました。当日は昨夜の雨も上がって好天に恵まれ、697人が参加して、560袋分(一般家庭用ゴミ袋45L)のゴミを回収することができました。
野跡会場での活動の様子
野跡会場で集められたゴミの山