「第8回 多治見市浸水事前防災行動計画検討会」を開催!~タイムライン(H27年度版)の見直しを実施しました~

 土岐川からの外水氾濫や内水等の大規模水災害に備え、国、県、市、地域の方々が連携し、台風による水害に対する事前行動を各機関が連携・協力して行うための「多治見市浸水事前防災行動計画(タイムライン)(H27年度版)」について昨年の出水時での試行運用を振り返り、タイムラインの見直しに取り組むため、「第8回多治見市浸水事前防災行動計画検討会」を開催しました。会場には、関係各機関の担当者41名が集まり、試行運用を踏まえた行動項目の見直しについて、活発な意見交換と検討を行いました。

●日 時: 平成29年2月16日(木) 14:00~ 17:00
●場 所: 多治見市役所本庁舎 2階大会議室(多治見市日ノ出町2-15)
●参加機関: 中部地方整備局 庄内川河川事務所、中部地方整備局 多治見砂防国道事務所、
岐阜地方気象台、岐阜県、岐阜県警察、多治見市、多治見市消防団、市民代表

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検討会 会場の様子


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事務局長 開会挨拶
多治見市企画部・鈴木部長

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座長挨拶 環境防災総合政策研究機構
環境・防災研究所副所長 松尾一郎氏

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事務局 挨拶
庄内川河川事務所・石川所長

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アドバイザー挨拶 環境防災総合政策研究機構
環境・防災研究所 村中 明氏

≪議事内容≫
1) H28年度出水期の試用状況について
タイムラインを試行した台風9号、10号、16号、18号のうち、最もタイムラインレベルが進んだ台風16号時の雨量・水位状況等について事務局から報告がありました。
2) 試行運用を踏まえた行動項目の見直しについて
参加機関を『社会基盤』『住民避難』『意志決定・防災情報』の3グループに分けてワークショップを行い、台風16号をケーススタディとして、事前防災行動項目の過不足や、行動開始時期についての確認整理、さらには事前防災行動に必要な情報などを整理し、グループごとに発表を行いました。 各グループからの発表後、石川事務所長、村中アドバイザー、鈴木事務局長、松尾座長より講評が行われました。
3) 気象庁からの情報提供について
岐阜気象台・熊田防災管理官から、来年度の出水期から情報提供が予定される、「新たなステージに対応した防災気象情報の改善」「避難勧告に関するガイドラインにおける避難勧告等の発令基準設定例と流域雨量指数の活用について」の説明がありました。

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事務局 議事説明
庄内川河川事務所・池原調査課長

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ワークショップの様子
社会基盤グループ

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ワークショップの様子
住民避難グループ

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ワークショップの様子
意志決定・防災情報グループ

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検討会の総評
座長 松尾一郎氏

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気象庁からの情報提供について説明
岐阜地方気象台・熊田防災管理官