庄内川左岸明徳橋下流の当知池周辺河川敷において、平成29年1月26日(木)に当知小学校(名古屋市港区)の5年生(84名)が、ヨシの刈り取り作業を行いました。
今回で4年目となるこの取り組みは、庄内川に自生するヨシで自分たちの卒業証書を作ることを目的としており、ヨシ刈りを通じて地域を流れる庄内川の自然に関心を持ち、地域に対する愛着を育くんでもらえるよう、当知学区が主催している河川環境学習イベントです。
当知小学校の子どもたちは、安全に作業ができるようヨシの刈り方・束ね方の説明を受け、学区の方々のサポートを受けながら、ヨシ刈り作業を楽しみました。
普段、立ち入る事が少ない庄内川の河川敷にて、来年の卒業式に受け取る卒業証書の原材料になるヨシを自らで刈り取るイベントは、将来を担う子どもたちにとって貴重な思い出作りになったと思われます。
庄内川河川事務所は、地域で実施されている、こうした様々な取り組みを支援しています。今回も、子どもたちが安全にヨシ刈り作業を行うことができるよう実施場所周辺の事前整備や、ヨシの収集作業など、当地学区の取り組みを支援しました。
≪開催概要≫
●日時 | 平成29年1月26日(木) 9:30~11:30 |
●開催場所 | 庄内川左岸明徳橋下流 当知池周辺河川敷 |
●主催 | 当知学区 |
●後援 |
株式会社DNP中部、山田兄弟製紙株式会社 庄内川河川事務所 |
早朝から河川敷に集まり作業手順を確認する
支援者のみなさん
会場には仮設トイレも設置
ヨシを使った卒業証書制作について児玉校長先生から話を聞く
当知小学校の子どもたちと見守る支援者のみなさん
進行役を務めた
当地学区連絡協議会の鳥山さん
ヨシの生態について説明する
株式会社DNP中部の山田さん
一人ずつ学区の方から鎌の使い方を教わってヨシの刈り取りを体験しました
各自で刈り取ったヨシを運び、ヨシ紙作りに不要な穂先を切り落としてもらいました
束ねたヨシを運搬用のトラックまで運ぶ
子どもたち
子どもたちから支援者のみなさんに
お礼の言葉を贈りました
刈り取って束にしたヨシを持って、参加者全員で記念撮影