10月16日(日)、「みずとぴぁ庄内館」付近の河川敷(庄内川右岸13.6~13.8km)を舞台として「りばーぴあ庄内川2016 in みずとぴぁ」が開催されました。
「りばーぴあ庄内川」は、土岐川庄内川流域の住民と企業・自治体・市民団体がそれぞれ交流し、地域や川への理解と関心を深めることを目的として、毎年、夏(7月第3金曜日・多治見市内)と秋(10月第3日曜日・清須市内)の2回実施されているイベントで、例年は文化交流・環境学習・展示物販・川遊びなどをテーマに、子どもから大人まで楽しめるイベントを実施していますが、今年は、「H28熊本地震」や「平成27年9月関東・東北豪雨」による鬼怒川決壊などの大規模災害が頻発していること、近い将来に「南海トラフ地震」が発生するおそれが高いことなどを受け、こうした災害に対する備え(自助)や、地域で連帯することの大切さ(共助)などについて広く訴える『防災・減災教育』を加えた開催となりました。
当日は、少し汗ばむほどの好天に恵まれ、例年人気の『ボート体験』をはじめ、『炊き出し体験』、『浄水体験』、『火起こし体験』、『防災クイズ』、『みずとぴぁ朝市』、『備える!中日サバイバルキャンプ』など多くのプログラムが実施され1000名を超える来場者で賑わったほか、愛知県立千種聾学校小学部30名の児童が参加した「防災体験学習」などにも多くの団体が参加・協力をしていただき、無事イベントを終えることが出来ました。
●開催場所: |
メイン会場:庄内川右岸13.6~13.8km付近(みずとぴぁ庄内館前河川敷) サブ会場:みずとぴぁ庄内館 |
●主 催: | りばーぴあ庄内川with備える!中日サバイバルキャンプ実行委員会 |
●共 催: | みずとぴぁ庄内朝市実行委員会、中日新聞社 |
●後 援: | 清須市教育委員会、名古屋市教育委員会 |
●協 力: |
清須市役所、NPO法人土岐川・庄内川サポートセンター、土岐川庄内川流域ネットワーク、 清須あま大治かわまちづくり協議会、庄内川ボート協議会、(一社)庄内川災害対策協力会、 庄内川・川ナビ歩こう会、愛知県立愛知工業高校デザイン科、小里川ダム里山教室、(公財)河川財団 |
乗船する全員がライフジャケットを着用。
パドルの漕ぎ方も教わりました。
レスキュー用ウレタンボートが初登場。
頼りになるスピート感をアピールしてくれました。
事前予約された方を中心に約60名の参加者が、庄内川ボート協議会の学生さんたちのご協力により、
庄内川の水面を4艇のEボートで回遊。
普段はなかなか見られない庄内川の中から見た名古屋駅ビル群などの景色やカニ穴の発見などを楽しみました。
ろう学校の子どもたちへの注意事項は、
先生の手話により通訳してもらいます。
千種ろう学校30名の児童と先生が
初めてのボートを楽しんでくれました。
各種団体の合同展示ブース。
「携帯型非常用電源装置」や「ドローンによる災害現場の対策支援」など3団体のご協力で
色々な展示が行われました。
「浄水体験」
濁った井戸水や庄内川の水を生活用水に
使えるよう浄化する実験です。
「ぼうさいクイズ」に参加する子どもたち
正解はどっちかな??
大規模災害時の避難場所で活躍する「段ボールパーティション」。
メーカーの方のご指導により仮組みを行って、子どもたちに寝転がってもらいました。
初めての体験に子どもたちはおおはしゃぎ!
中央広場エリアに用意されたトイレカー
設備の良さに子どもたちも感動!
なごや環境大学実行委員会の「かざぐるまづくり」。
風車を飛ばすのにちょうど良い風が吹いていました。
毎年大人気となる花苗・種子の無料配布
小里川ダム里山教室による『火起こし体験』
舞ギリ式発火具を使って、火起こしをする体験などを
体験してもらいました。
草刈りヤギさんとふれあいを楽しむ子どもたち
来場者の方には、『備える!中日サバイバルキャンプ』の
一般参加イベントも体験してもらいました。
地元ケーブルテレビ局(クローバー)からの
取材に笑顔で答える石川事務所長
大規模水害時に活躍する「排水ポンプ車」の
展示も行われました。
今回の目玉である「炊き出し」体験イベントでは、ロケットストーブが大活躍!
「豚汁」・「シシ汁」など庄内川流域の食材を使った「炊き出し」に参加者の方も大満足。
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今年も大盛況の「みずとぴぁ朝市」
土岐川・庄内川サポートセンターによる
源流域の間伐材を使った「マイ箸つくり」
こちらも人気コーナーの「バンブーコースター」
庄内川流域ネットワークによる「源流米」配布
あいち防災リーダー会による「ロープワーク教室」
今年は、紙芝居・ぬり絵コーナーもありました。
「ゆるキャラグランプリ」にエントリー中の
「うるるん」と「きよ丸」のアピールタイム。