「第8回 庄内川タイムライン検討会」開催! ~今年度の検討方針などについて議論しました~

 名古屋圏において、国、県、市、企業等、地域内の関係機関が連携し策定された、大規模水災害に備える事前の防災行動計画(タイムライン)について、今年度最初の検討会が開催され、これまでの検討経緯、今後の検討方針、台風時期における試行、地下空間ワーキンググループの検討状況など、議論・報告がなされました。

●日  時: 平成28年7月13日(水) 13:00~14:30
●場  所: AP名古屋.名駅(名駅IMAIビル)7階 L会議室(名古屋市中村区名駅4-10-25)
●参加機関: 中部地方整備局 庄内川河川事務所、名古屋地方気象台、愛知県、愛知県警察、名古屋市、名古屋駅地区街づくり協議会、
名古屋駅地区防火・防災管理協議会

活動状況0
検討会 会場様子


●平成28年度最初の検討会を実施
 「第8回 庄内川タイムライン検討会」が、AP名古屋7階 L会議室において、参加機関の担当者約50名が参加して開催されました。
 始めに事務局長を務める庄内川河川事務所・石川事務所長の開会挨拶と、座長の松尾一郎氏挨拶があり、続いてアドバイザーの関克己氏から挨拶がありました。新年度の初開催となる今回は、初参加の担当者も多いことから、参加委員が自己紹介を行い、その後、松尾座長の進行により議事が行われました。

≪議事内容≫

1. これまでの検討経緯について
 タイムラインにおけるリーディングプロジェクトとして、「庄内川タイムライン検討会」(平成26年6月4日設置)を開催し、庄内川が決壊し名古屋駅周辺地区が浸水することに備えたタイムラインの検討を行い、「庄内川決壊対応タイムライン検討案」(平成27年3月)を取りまとめた、平成27年度以降も引き続き改善に向けた検討会を実施している経緯が説明されました。
2. 今年度の検討方針について
1)台風時期前の確認、2)台風時期中の試行・検証(「庄内川決壊対応タイムライン検討案」を試行・検証)、3)台風時期後の検討(試行・検証を踏まえた「庄内川決壊対応タイムライン検討案」の見直し)の3項目について議論されました。
3. 地下空間WG(ワーキンググループ)の検討状況について
 庄内川タイムライン検討会の下に、名古屋駅周辺地下空間の浸水に対して、人的被害、施設被害等を軽減するための防災行動の検討を目的に設置された「地下空間WG」(平成27年10月)について、過去3回の開催状況について報告が行われました。
4. 台風時期における試行について
 今年度の台風時期の「庄内川決壊対応タイムライン検討案」の試行の進め方(案)、試行中の情報共有の方法(案)、試行内容の記録の方法(案)について議論されました。

活動状況1
事務局長 開会挨拶
庄内川河川事務所・石川事務所長

活動状況2
座長挨拶
環境防災総合政策研究機構環境・防災研究所副所長
松尾 一郎 氏

活動状況3
アドバイザー挨拶
京都大学客員教授・関克己氏

活動状況4
事務局 議事説明
庄内川河川事務所調査課・池原課長