川遊びで自然と親しむ 【光和幼稚園の川あそび体験を支援しました】

 庄内川河川事務所は、子どもたちが楽しく川遊びを体験することで、川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、「川あそび体験」を支援しています。
 7月1日(金)は、「矢田川子どもの水辺」で、光和幼稚園児59名の川あそび体験を支援。ジャブジャブ川歩きや水生生物をタモ網で捕獲するガサガサ探検、お魚ふれあいウォッチングなどをサポートしました。

●開催場所: 名古屋市北区成願寺 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」
●観察指導: NPO法人土岐川・庄内川サポートセンター
●協  力: 矢田川子どもの水辺協議会

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一人ずつタモ網を持ってガサガサ探検にチャレンジ!

≪ひんやり心地よい川で、元気に水遊び!≫
 真夏日となった青空の下、光和幼稚園の年長クラスの園児たちが、幼稚園のマイクロバス2台に乗って、「矢田川子どもの水辺」にやってきました。
 中洲に渡って、全員が安全のためライフジャケットを着せてもらい、川遊びスタート。水に慣れるためのジャブジャブ川歩きで、ひんやりした川の流れに、みんな心地よさを体感。その後タモ網の使い方を教わり、サポートのみなさんに助けてもらいながら、水生生物とりを楽しみました。捕まえた水生生物は水槽に入れて観察。講師の先生から、名前や特徴などを教えてもらいました。また、3つのタライに入った、大きなコイやフナ、ウナギにも、いっぱいタッチ。その大きさや感触を、ドキドキしながら楽しみました。
 同行していた園長先生からは、「一昨年、ここの川遊びで捕まえて幼稚園に持ち帰り、育てている天然のメダカが孵化して、4匹から20匹になりました。園児たちは、ここで川に入って遊べることをとても楽しみにしていて、自然と触れ合える貴重な機会になっています。」との感想をいただきました。

園児到着・川遊び準備

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マイクロバスから元気に降りてきた園児たち

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サポートのみなさんに見守られて中洲に渡りました

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真夏日のためテントの中で説明を聞く園児たち

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ライフジャケットを着せてもらって
川遊びの準備OK

ジャブジャブ川歩き

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まずは列になってジャブジャブ川歩き

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「冷たくて気持ちいいね」
「足元にお魚がいるよ!」

ガサガサ探検

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講師の池田さんからタモ網の使い方を
教わりました

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「見て見て、何かとれたよ!」
「すごいすごい!」

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みんなで捕まえたエビやお魚の説明に
真剣に聞き入る園児たち

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婚姻色が美しいオイカワのオス(下)と
オイカワのメス(上)

お魚タッチプール

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3つのタライに入ったコイ、フナ、ウナギ
大きなお魚にみんな大喜び

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大きなコイも怖がらずらにタッチ
「でっかいね」「ぬるぬるするよ」

安全講話、帰園準備

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庄内川河川事務所 調査課の新田地域連携グループ長から
川遊びの注意点についてお話を聞きました

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川遊びを楽しんだ後は
足もきれいに洗って

平成28年7月1日(金) 晴れ 気温33℃
水温25℃  水質調査 pH7.5(パックテスト)  COD6.5(パックテスト)  透視度 約75cm
捕れた生物(18種類)
コイ、フナ、オイカワ、モツゴ、タモロコ、カダヤシ、メダカ、ブラックバス、カマツカ、ウキゴリ、ヨシノボリ、
ヌマエビ、テナガエビ、スジエビ、モクズガニ、ヤゴ(ハグロトンボ)、ヤゴ(コオニヤンマ)、ウシガエル