庄内川河川事務所は、子どもたちが楽しく川遊びを体験することで、川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、川あそび体験を支援しています。
6月7日(火)は、「矢田川子どもの水辺」で、大野保育園児48名の川あそび体験を支援。水生生物をタモ網で捕獲する「ガサガサ探検」と、大きなお魚に直接触れることができる「ふれあいウォッチング」などをサポートしました。
●開催場所: | 名古屋市北区 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」 |
●観察指導: | NPO法人土岐川・庄内川サポートセンター |
●協 力: | 矢田川子どもの水辺協議会 |
一人ずつタモ網を持って水生生物とりにチャレンジ!
≪みんな元気に川遊び≫
曇り空の下、大野保育園の年長と年中の園児たちが、元気よく歩いて「矢田川子どもの水辺」にやって来ました。河川敷では、急に降り出すかもしれない雨に備えて準備されたテントの中で、靴を川遊び用に履き替え、サポートのみなさんに見守られながら中洲に渡りました。中洲では全員が、安全のためライフジャケットを着せてもらい、タモ網の使い方を教わって、水生生物を捕まえました。みんなで捕まえた水生生物は、水槽に入れて間近で観察。名前や特徴など、ためになる話も教えてもらいました。3つのタライに入れた、大きなフナやコイやウナギに触れる、お魚タッチも楽しみました。
引率の園長先生からは、「私たちだけでは、危険なので川で遊ばせてあげることはできませんが、こうして河川事務所の方がサポートしてくださるので、安心して川遊びをさせてあげることができ、とてもありがたいですね。昨年は年中として参加し、今年は年長になって参加している園児たちは、特に楽しみにしていました。」との言葉を聞くことができました。
園児たちが到着する前の会場準備
歩いてきた靴から川遊び用の履物に
サポートのみなさんに見守られて中洲に渡りました
安全に川遊びが楽しめるようライフジャケットを着用
庄内川河川事務所調査課 新田地域連携グループ長の
説明をお行儀よく聞く園児たち
講師の佐藤さんからタモ網の使い方を
教えてもらいました
タモ網を受け取ってみんな嬉しそう
「捕まえた!」「見て見て」あちこちで元気な声
「何かいるよ」
水槽に入れられたお魚やエビ、ヤゴなど名前や特徴を教えてもらいました
3つの大きなタライに入ったコイ、フナ、ウナギにみんなが交替でタッチ
「でっかいね」「ヌルヌルしてる」「あ、さわれたよ」
最後に園児たちに川遊びの注意点を話す
庄内川河川事務所調査課の新田地域連携グループ長
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平成28年6月7日(火) くもり 気温25℃ 水温21℃ 水質調査 pH7.5(パックテスト) COD (mg/L) 2 (パックテスト) 透視度 80cm |
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捕れた生物(15種類) コイ、フナ、ニゴイ、カダヤシ、ブルーギル、ウキゴリ、ヨシノボリ属、ヌマエビ属、テナガエビ、スジエビ、モクズガニ、 ヤゴ(はぐろとんぼ)、ヤゴ、アメンボ、ヒル |