市町の水防訓練に排水ポンプ車・照明車を出動 ~地域の防災イベントに参加して防災活動をPR~

 庄内川河川事務所では、庄内川沿川地域の災害被害軽減を図るための災害対策用機械として、排水ポンプ車・照明車、などを保有し、常にもしもの事態に備えています。
 そこで、各市町で開催された水防訓練に参加すると共に、各会場に排水ポンプ車・照明車を展示して、地域住民のみなさんに、その機能や役割を知っていただけるようPRしました。

《春日井市水防訓練》
 ●日時: 平成28年6月5日(日)9:00~
 ●場所:春日井市立篠原小学校グランド(春日井市熊野町北1丁目1番地)
 ●参加者:市民、消防署員、自衛隊員等

《清須市水防訓練》
 ●日時: 平成28年6月12日(日)9:00~
 ●場所:清須市庄内川水防センター付近一帯(清須市西枇杷島町北枇杷15番地1)
 ●参加者:水防団員、市職員等

《多治見市水防訓練》
 ●日時: 平成28年6月12日(日)8:20~
 ●場所:陶都大橋下流・土岐川右左岸堤防(多治見市前畑町1丁目地先)
 ●参加者:市民、消防団員、市職員等

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会場に展示された排水ポンプ車(左)と照明車(右)

《春日井市水防訓練に地域住民の方々を含め約570名が参加》
 6月5日(日)、小雨が降る中、予定通りに春日井市水防訓練が行われました。会場となった篠原小学校グラウンドには、地域住民を含む約570名が集まり、住民参加型訓練としては「降雨体験機での降雨体験」「救急救命体験」「簡易水防工法体験」が行われました。また工法訓練としては、「積土のう・簡易水防工法」「釜段工法」「積土のう工法」「改良積土のう工法」が実施されました。さらに体育館においては、「要支援者支援制度のPR」と「市民安全課展示物」が紹介され、避難所設営訓練も行われました。各訓練の終了後には、中洲に取り残された市民の救助を想定したデモンストレーションとして、春日井消防署による水難救助実演も行われ、見事な救助活動に会場からは盛大な拍手が送られ、水防訓練が終了しました。

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小雨が降る中
会場に集まった地域住民のみなさん

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開会式の様子

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開会の挨拶をする伊藤春日井市長

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本格的な土のう作りを自衛隊員が指導

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避難所設営訓練の一つとして
体育館内で簡易トイレ設置を訓練

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レインボー号で激しい降雨を
体験するみなさん

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グラウンドのテント内で
心臓マッサージの練習も

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見事な救助活動を見せた
春日井消防署による水難救助実演

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グラウンドに並べて展示された
照明車をはじめ各種の特殊車両

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訓練に参加した庄内川河川事務所職員

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展示された排水ポンプ車と照明車について事務所職員が住民のみなさんに詳しく説明