「多治見市浸水事前防災行動計画(タイムライン)検討会」と完成式を開催!! ~多治見市浸水タイムラインを市長に引き渡しました~

 多治見市において、国、県、市、消防団、市民等の関係機関が連携し、大規模水災害に備える事前防災行動計画(タイムライン)を策定するため、岐阜県内では初めてとなるタイムライン検討会が、昨年7月21日に立ち上げられました。その後、4回に及ぶ検討会が開催され、これに続く今回の第5回タイムライン検討会において、平成27年度版「多治見市 浸水事前防災行動計画(タイムライン)」が、とりまとめられ、完成式において市長に引き渡しが行われました。

●日  時: 平成28年3月11日(金) 検討会13:30~ 完成式15:30~
●場  所: 多治見市役所本庁舎 2階大会議室
●参加機関: 多治見市、中部地方整備局 庄内川河川事務所、中部地方整備局 多治見砂防国道事務所、岐阜地方気象台、
岐阜県、岐阜県警察、多治見市消防団、市民代表 (完成式には多治見市長と市議会議長が参加)

活動状況1
検討会の様子

活動状況2
事務局長として開会の挨拶をする
多治見市企画防災課・水野企画部長

活動状況3
座長として挨拶する松尾一郎氏

活動状況4
アドバイザーとして挨拶をする村中 明氏

●第5回目の検討会を実施
 第5回「多治見市浸水事前防災行動計画(タイムライン)検討会」が、多治見市役所本庁舎 2階大会議室において、参加機関の担当者28名が集まって開催されました。
 始めに事務局長を務める多治見市企画防災課企画部長・水野髙明氏の開会挨拶、松尾一郎氏の座長挨拶、村中明氏のアドバイザー挨拶があり、引き続き議事が行われました。

《議事内容》

これまでの議論結果について
 第1回から第4回まで、それぞれの回に得られた成果のとりまとめを発表。第5回検討会で目指す方向性をタイムライン検討案の策定としました。
タイムラインレベルについて
 タイムラインレベルを5段階(立ち上げ・準備・早期警戒・行動・緊急対応)と決定し、各レベル間のリードタイムと主な防災行動を確認しました。
タイムライン検討案について
 各タイムラインレベルに応じた行動項目を、約220項目に詳しく分類。各機関の中で主体的に行動すべき人、支援する人、活用する人を表記し、いつ・誰が・何をすべきかを明確にした、平成27年度版のタイムラインを作成しました。
平成28年度の運用方針について
 試用運用にあたっての基本方針として、1.机上訓練の実施と2.平成28年出水期台風における試用運用が提案されました。

議事終了後には参加者全員が、この検討会に参加したことに対する意見を発表しました。

活動状況5
事務局として議事①の説明をする
多治見市企画防災課・塩崎総括主査

活動状況6
事務局として議事②③④の説明をする
庄内川河川事務所・栗林調査課長

活動状況0
東日本大震災を引き起こした地震の発生時刻である14時46分に
参加者全員が1分間の黙とうを捧げました


《多治見市浸水事前防災行動計画(平成27年度版)完成式》

 検討会に引き続いて行われた完成式には、NHK、CBC、おりべネットワーク、朝日新聞、岐阜新聞、中日新聞、毎日新聞のマスコミ7社が訪れ、関心度の高さを伺わせました。

式次第
 1.多治見市タイムライン検討会事務局からの報告
 2.計画書手渡し式
 3.多治見市長挨拶
 4.多治見市議会議長挨拶

活動状況7
マスコミも取材に訪れた完成式の様子

活動状況8
完成したタイムラインについて報告する
事務局の庄内川河川事務所・石川事務所長

活動状況9
松尾座長(左)から手渡しされた
計画書を手にする古川市長(右)

活動状況10
「作られたタイムラインを地域の安全安心確保に役立てる」
と挨拶する古川市長

活動状況11
「作られたタイムラインの活用に期待する」
と挨拶する加藤市議会議長

活動状況12
参加者全員が市長を囲んでの記念撮影