「平成27年度 庄内川アダプト会議」を開催しました

 国土交通省庄内川河川事務所では、より良い河川環境を実現し、誇りを持てる庄内川を形成していくために、庄内川沿川地域のみなさんや企業の、「河川清掃・美化活動・河川巡視・河川愛護活動」など河川環境の改善に向けた自主的な活動をサポートする、「庄内川アダプト」に取り組んでいます。
 庄内川アダプトの開始は平成15年で、当初は5団体(組織人員は340人)のみの参画でしたが、12年が経過した現在では35団体(組織人員は1478人)と増加しています。毎年、年度末には庄内川河川事務所と参画団体との意見交換の場として、庄内川アダプト会議を開いています。今年度も平成27年度庄内川アダプト会議を、3月9日(水)に清須市のみずとぴぁ庄内(庄内川水防センター)において開催しました。

≪開催概要≫

●日  時: 平成28年3月9日(水) 13:30~17:00
●開催場所: みずとぴぁ庄内(庄内川水防センター) 多目的会議室
●出席団体: 王子製紙株式会社春日井工場、幸心健康公園地元利用者の会、名古屋北リトルシニア野球協会、なかぎりワークス、
庄内川ボート協議会、土岐川・庄内川流域ネットワーク、新晃コンサルタント株式会社、(社)庄内川災害対策協力会、
みどりのまちづくりグループ、清須・あま・大治かわまちづくり協議会、庄内川・川ナビ歩こう会、大日本印刷株式会社、
中部遊技機商業協同組合、かすがい環境まちづくりパートナーシップ会議、愛の家グループホーム土岐かわい、
小里川ダム里山教室 (計16団体)

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会議の様子


●平成27年度の活動を報告
 会議では、最初に事務局長を務める石川事務所長から、「参画団体のみなさんの日頃の活動に感謝し、今後もご理解とご協力を願う」旨の挨拶があり、引き続き新規参画団体「小里川ダム里山教室」の紹介と、会議に出席した各団体の自己紹介が行われました。
 その後、事務局から平成27年度の活動報告が行われました。活動団体からの諸活動PRとしては、「清須・あま・大治かわまちづくり協議会」の松坂会長から、河川敷に自分たちで育てたカワラナデシコやチューリップ、ユリ、コスモスなどを植えている、独自の活動報告がありました。
 また、中部地方整備局管内初めてで、庄内川河川事務所が試行を進めている「河川管理SNSアプリケーション」についての説明があり、スマートフォンでの情報提供を呼びかけました。
 会議終了後には、マイクロバスでの「治水整備状況と河口のコアジサシ営巣地見学」を実施。あいにくの雨天にも係わらず、多数の会員が参加して現地見学を行いました。

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会議会場となった「みずとぴぁ庄内」には
「庄内川アダプト」の旗が掲げられました

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司会進行役を務めた庄内川河川事務所調査課
新田地域連携グループ長

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事務局代表として挨拶する
庄内川河川事務所の石川事務所長

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自己紹介する新規参画団体「小里川ダム里山教室」の
山田氏(右)と小栗氏(左)」

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事務局として平成27年度の活動を報告する
庄内川河川事務所調査課地域連携グループの中森専門官

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活動を報告する
「清須・あま・大治かわまちづくり協議会」の松坂吉昭会長

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「河川管理SNSアプリケーション」の
操作マニュアルを説明する庄内川河川事務所の福澤管理課長

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庄内川河川事務所・塩治第一出張所長が
説明役を務めたマイクロバスでの現地見学会

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一色水防拠点では治水整備された
階段護岸を視察しました

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雨が降り続く中、明徳橋下流の堤防から
河口風景を見学しました