庄内川左岸明徳橋下流の当知池周辺にて、平成28年1月21日(木)、名古屋市立当知小学校(名古屋市港区)の5年生(83名)が自らの卒業証書の原材料とするため、庄内川河川敷に生息しているヨシの刈り取り作業を行いました。今回で3年目となったこのヨシ刈りは当知学区が主催となり、庄内川に残されている自然に関心を持ってもらい、この地域を大切にする子どもたちを育む事を目的に行っている河川環境学習イベントです。
当知小学校の子どもたちは、学区の方々にヨシの生態や刈り方・束ね方の一連作業について説明を受けた後、卒業証書制作に必要となるヨシ刈り作業を楽しみました。普段、立ち入る事が少ない庄内川の河川敷にて、来年の卒業式に受け取る事となる自らの卒業証書の原材料とするこのヨシ刈りイベントは、将来を担う子どもたちにとって貴重な思い出作りになったと思われます。
庄内川河川事務所では、こうした地域の取り組みを支援しており、イベント当日は、子どもたちが安全にヨシ刈り作業を行えるように、イベント周辺の事前整備やヨシの収集作業を支援しました。
●開催場所: | 庄内川左岸3.2km付近 高水敷(名古屋市港区当知地先) |
●主 催: | 当知学区 |
●後 援: | 株式会社DNP中部、みなと川まちづくりを考える会(名古屋市港区役所、庄内川河川事務所) |
庄内川ヨシ刈りイベント全体状況
挨拶する犬飼当知学区区政協力委員長
説明を聞く当知小学校の子どもたち
株式会社DNP中部さんより
ヨシの生態について説明を聞きました
学区の方々に教わりながら、
卒業証書の原材料とするためのヨシ刈りを体験
刈り取ったヨシを運び、ヨシ紙制作に不要となる穂先を切り、束ねる作業まで行いました
河川事務所も協力し、児童が怪我しないよう、
ヨシ原の一部を事前に刈り取り整備しました
児童からお礼の言葉を頂く事が出来ました
刈り取って束にしたヨシを持って、参加者全員で記念撮影