●名古屋市港区の庄内川及び新川の河口部において、毎年春と秋に開催され、今回で23回目を迎える「庄内川・新川クリーン大作戦」が、10月24日(土)に開催されました。
このクリーン大作戦は、港区沿川区政協力委員会と名古屋市、庄内川河川事務所で組織している「みなと川まちづくりを考える会」が主催する河川清掃活動です。子どもたちが安心して遊べる岸辺をめざして、中堤会場、藤前会場、学区会場(港区の流域にある9学区)において、地域のみなさんを始め、市民団体、企業等の参加により実施されています。例年は、半年に一度の清掃となっていますが、今春は雨天中止となったため、今回は1年ぶりの大掃除となり、775人が参加して、726袋分(一般家庭用ゴミ袋45L)のゴミを回収することができました。
また、伊勢湾ゴミ流出防衛最前線である庄内川・新川中堤防及び藤前干潟では、市民団体で組織される「藤前干潟クリーン大作戦実行委員会」が主催する「藤前干潟クリーン大作戦」も、同時開催されました。
明徳学区
当知学区
高木学区
神宮寺学区
港西・稲永学区
野跡学区
福田①・南陽①学区
南陽②学区
福田②学区
【藤前干潟クリーン大作戦】
庄内川と新川の河口付近にある中提会場と藤前干潟会場には、愛知県だけではなく上流の岐阜県からも、市民団体や企業、学生など1649人が参加。中堤会場では、駐車場からマイクロバスのシャトル輸送で中堤先端のメイン会場に移動して、9時30分から河川清掃活動を開始。6班に分かれて、中提の各区域を担当し、1428袋分(一般家庭用ゴミ袋45L)のゴミを回収しました。
清掃活動後には、メイン会場(中提会場)において交流会が行われ、名古屋市高年大学港鯱城会のみなさんによる、炊き出しの防災おにぎりが参加者にふるまわれました。午後からは干潟観察会も開催されました。
多くの参加者が駐車場に集まりマイクロバスによる
シャトル輸送で中堤会場に
次々と中提会場に到着した参加者のみなさん
6班に分かれて担当場所の清掃活動を実施
集めた不燃ゴミはカゴに入れロープで引き上げ
不燃・可燃・資源だけではなく危険物もきちんと分別
6カ所それぞれにこんなに大きなゴミの山ができました
清掃活動終了後は用意された水できれいに手洗い
会場には大日本土木株式会社さんの提供による
りっぱな仮設トイレも設置されました
交流会で挨拶する
藤前干潟クリーン大作戦実行委員会の坂野委員長
交流会で挨拶する
庄内川河川事務所・石川事務所長
中部大学の学生と多治見市の笠原中学校・北陵中学校のみなさんが
庄内川の上中下流部の水質検査結果を発表
炊き出しのおにぎり「おいしいでーす!」
元気な声で答えてくれた北陵中学のみなさん
藤前干潟会場に約1000人
干潟観察会参加者のみなさん
交流会に参加したモリゾーとキッコロも一緒に記念撮影
参加・協力いただいたみなさん、ありがとうございました
★この取り組みは、公益財団法人河川財団「河川整備基金」、一般社団法人セブンイレブン記念財団「セブンイレブンみどりの基金」、一般社団法人中部地域づくり協会「地域づくり活動助成」の基金・助成を受けて実施されました。
次回は平成28年5月21日(土)に開催を予定しています。
来年春の開催にも、みなさんの参加とご協力をお願いいたします! !