清々しい秋晴れとなった10月30日(金)、清須市西枇杷島町にある「みずとぴぁ庄内(清須市庄内川水防センター)」の河川敷において、清須市立西枇杷島第2幼稚園による秋の昆虫観察会が行われました。
会場となった河川敷は、日々、草刈り等により整備がされており、その整備された河川敷を年長組と年中組の園児計44名が元気に走り回りって、昆虫採集や観察会を楽しみました。
庄内川河川事務所は、こうした身近な自然と触れ合うことで生活と自然環境のつながりを実感できる、川や河川敷を利活用した体験学習の支援を行っています。当日は、講師の高橋さん、清須・あま・大治かわまちづくり協議会 松坂会長、清須市役所都市整備課の皆さんと共に、園児たちが安全に体験活動をするための監理や、採集した昆虫の説明を行うための会場設営及び資料準備など、園児たちの活動を支援しました。
●開催場所: | 庄内川右岸13.7km~14.0km付近 (みずとぴぁ庄内 河川敷) |
●指導協力: | 高橋匡司氏(名古屋昆虫同好会幹事、かすがい東部丘陵自然観察会会長、日本鱗翅学会・自然保護委員会東海ブロック長等) |
●支 援: | 清須・あま・大治かわまちづくり協議会、庄内川河川事務所 |
●共 催: | 清須市役所建設部都市計画課 |
昆虫採集の会場となった「みずとぴぁ庄内」河川敷
「清須・あま・大治かわまちづくり協議会」松坂会長より
挨拶を頂きました
講師の高橋さんより、河川敷に棲息する昆虫の
説明をして頂きました
昆虫網を使った採取の方法を教わりました
一人ずつ昆虫網を受け取りニコニコ顔で昆虫採集開始!
整備されたみずとぴぁ庄内の河川敷を元気に走り回る園児たち
「つかまえたよ」「これは何かな?」
高橋さんに名前を教えてもらいました
「タモから虫かごに移すのが難しいね」
「逃げないように入れてね」
●秋空の下でのびのび昆虫観察をして、自然を親しんで貰いました
昆虫採集の後は、自ら捕まえた昆虫をみんなで観察しました。高橋さんから虫の名前や、特徴などを教わりました。サポートで参加した幼稚園のお母さんからは、「子どもたちが昆虫と触れあうチャンスがなかなかなく、また、身近な昆虫を教えて頂ける、こういう機会はとてもありがたいです。」「子どもたちの監視に来たつもりでしたが、子どもでも安全な環境を整備して頂けているので安心して、童心にかえって昆虫採集を楽しむことが出来ました。」と、との感想を聞くことができました。
昆虫採集後は、河川敷の木陰で水分補給をしました
昆虫の写真を見比べながら、捕まえた昆虫の名前や特徴を
高橋さんから教わりました
園児たちから、お礼の手作りメダルを頂きました
● | 平成27年10月30日(金)晴れ |
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観察した昆虫(12種) マダラバッタ、ヤマトシジミ、モンキチョウ、ナナホシテントウ、チャバネセセリ、セセリチョウ、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、クビキリギス、 ヒメアカタテハ、ベニシジミ、ツマグロイナゴモドキ |