11月1日(日)に、地域の自然、文化、伝統とふれあいながら小里川ダム湖畔(約8km)を歩く、「2015秋の小里川ダム湖周ウォーキング」が開催されました。今回で9回目となるこのイベントは、小里川ダムの水源地域の活性化を目指し、地元ボランティア団体・小里川ダム里山教室が主催となって運営されているもので、県内外から200名を超える参加者が集いました。
当日は、青空が広がる好天に恵まれ、参加者は地域案内者の同行のもと、休憩場所ではお茶や特産品などのおもてなしを受けて、ダム湖周りの遊歩道をゆっくりと約5時間かけて歩き、初秋の里山を楽しみました。また、ウォーキングコースの一部には、普段は一般解放していない小里川ダムの提体内とダム管理支所や、産業遺産である旧発電所水路跡も含まれ、ダムの仕組みや役割についても学べる、意義深いイベントとなりました。
●主 催: | 小里川ダム里山教室 |
●主 管: | 2015秋の小里川ダム湖周ウォーキング実行委員会 |
●共 催: |
岐阜県東濃農林事務所、陶町連合区、小里川ダム南部活性化陶検討委員会、陶町明日に向って街づくり推進協議会、 NPO法人明日の稲津を築くまちづくり推進協議会、NPO法人まちづくり山岡 |
●後 援: | 国土交通省庄内川河川事務所、瑞浪市、恵那市、水土里ネットぎふ東濃支部 |
●協 賛: | 瑞浪市農産物等直売所「きなぁた瑞浪」、道の駅おばあちゃん市・山岡 |
●助 成: | 岐阜県(清流の国ぎふ森林・環境税を活用しています)、瑞浪市夢づくり市民活動補助事業 |
ダムから見た管理支所と道の駅おばあちゃん市・山岡ダム湖の噴水には虹が |
スタート・ゴール地点となった芝生広場での受付風景
郷土芸能「大川太鼓」の演奏が参加者を歓迎しました
挨拶する「2015秋の小里川ダム湖周ウォーキング」
小木曽実行委員長
来賓として列席した3氏(左から)水野瑞浪市長、
石川庄内川河川事務所長、石原東濃農林事務所長
本巣市、愛知県清須市、岐阜市から参加した3人に
市川大会顧問から遠来参加賞として記念品が贈られました
会場にて瑞浪市の水野市長(左)と
庄内川河川事務所の石川事務所長(右)
約200名の参加者が12班に分けられました
奇数班と偶数班が右回りと左回りに分かれて
班ごとにそれぞれ出発しました
休憩ポイントではお茶と手作りポップコーンでおもてなし
ダム湖を挟んでダムの対岸にある建設中の管理用通路に立ち寄りダム職員の説明を聞きながら絶景を楽しみました
草木の説明を受けながら案内者の誘導でウォーキング
鮮やかな赤が目を引いたまむしの頭のような形が印象的な「まむし草」
旧発電所水路跡の陸橋の上で
右回り班と左回り班がすれ違い
産業遺産となっている旧発電所水路跡も見学
昼食場所となったあじさい小屋では
お茶と漬物(およね芋)のおもてなし
お弁当を広げての昼食タイム周りの景色もご馳走です
小里川ダム管理支所もおもてなしポイントに
管理支所から向かう途中、紅葉に彩られたダムが目前に
普段入れない堤体内のゲート室でダムの放水の仕組みを教わりました
ペットボトルを使ってわかりやすく放水の仕組みを説明
長く続くダム内の監査廊もウォーキングの一部に
展望テラスでは山本支所長から小里川ダムの
目的や大きさ、働きなどの説明がありました
各班が続々とゴール。お疲れさまでした!
ゴールの芝生広場で一緒に歩いた班の仲間と記念撮影
参加者に地域のみなさんによるボーノポークウインナーと豚汁がふるまわれ
「おいしいね!」「歩いた後だから最高!」と喜ばれました