身近な川を通して自然と親しむ【西枇杷島第2幼稚園の河川体験イベントを支援しました】

 庄内川河川事務所では、子どもたちが川に入り生物を捕って、生物の棲息環境を楽しく学習したり、川に住む水生生物を間近に観察し直接触れ、川への理解や身近な自然と親しむ「河川体験イベント」を支援しています。
 9月9日(火)は、みずとぴぁ庄内前の庄内川右岸で、タモ網を使用した水生生物の捕獲やお魚ウォッチング・お魚タッチプールを行い、清須市立西枇杷島第2幼稚園児(年長組:36名、年中組:27名 計63名)の河川体験イベントを支援しました。

●開催場所: 庄内川右岸13.9km~14.1km付近 (みずとぴぁ庄内前)
●支援者: 矢田・庄内川をきれいにする会、清須・あま・大治かわまちづくり協議会、
NPO法人土岐川・庄内川サポートセンター
●共催: 清須市役所建設部都市計画課

活動状況1
園児はひんやりとした水に大はしゃぎ
川に入る際は、複数のスタッフで補助しました

活動状況2
ガサガサ探検を楽しむ園児たち

≪川の水がひんやり楽しい川遊び≫
 清須市西枇杷島第2幼稚園の年長組の園児たちが、幼稚園から元気に歩いてやってきました。まずは木陰に準備したブルーシートの上で、水分を補給して休憩。その後、清須市役所都市計画課長より本日の河川体験イベントの内容について説明をした後、清須・あま・大治かわまちづくり協議会の松坂会長から挨拶を頂き、最後に庄内川河川事務所から、川遊びをする際の注意事項を説明しました。
 いよいよ川を渡って中洲へ。さらにロープで囲まれた川の中を歩いて、ガサガサ探検ができる水辺に移動。ひんやりとした冷たさが心地よい川の中を移動しながら、ガサガサ探検による水生生物の捕獲を楽しみました。
 ガサガサ探検後、後からやって来た年中組の園児たちも一緒に、みんなで捕まえたお魚を水槽に入れて観察する「お魚ウォッチング」と、タライに入れた大きなコイとカメ・ウナギに直接触れることができる「お魚タッチプール」で、川の生き物に親しむ時間を過ごしてもらいました。
 同行された松本園長より、「毎年、みなさんに協力して頂いて開催し、園児たちの楽しみな行事になっていますが、去年は雨のため中止になり、後日、園庭で『お魚ウッチング』と『お魚タッチ』だけ体験させて頂きました。今年はお天気に恵まれて、園児たちはとても喜んでいます。庄内川が身近にあっても、川に入るという機会はなかなかありませんから、この機会がとても良い経験になります。」と話しを聞かせて頂きました。

活動状況3
保護者のお母さんたちと一緒に、木陰で水分補給と休憩

活動状況4
挨拶をする 清須・あま・大治かわまちづくり協議会の松坂会長

活動状況5
一人ずつタモ網を受け取りガサガサ探検の準備もバッチリ!

活動状況6
ロープの中を歩いてガサガサ探検のできる場所に移動

活動状況7
大勢のスタッフに見守られ
みんな夢中になってガサガサ探検

活動状況8
「小さなお魚が入ったよ」
「逃がさないようにバケツに入れようね」

活動状況9
みんなで捕まえたお魚について説明する
矢田・庄内川をきれいにする会の間野さん

活動状況10
「魚はほとんどオスがきれいです」の説明に
保護者のお母さんたちから「そうなんだ~」の声

活動状況11
初めは怖がっていた園児も小さな手で
そっとクサガメにタッチ

活動状況12
「コイでっかいね」
「なんだかぬるっとしてるよ」

活動状況13
スタッフにお礼を言う
年中組と年長組の園児たち

活動状況14
園児たちは疲れた様子もなく、
元気に幼稚園へ帰って行きました

捕れた生物(17種類)
コイ、オイカワ、カダヤシ、ブルーギル、ブラックバス、アユ、ボラ、シマイサキ、カマツカ、マハゼ、シジミ、ウナギ、テナガエビ、モクズガニ、
クロベンケイガニ、オタマジャクシ、クサガメ