8月6日(水)、名古屋市港区当知地先の庄内川左岸(南陽大橋付近)において、名古屋市港区役所主催による親子で参加する自然体験イベント「庄内川ヨシ原探検隊」が開催されました。このイベントは、ヨシ原内でのEボート乗船体験や水辺の生き物調査などを通じて、庄内川下流域の自然環境を学び、庄内川を身近に感じてもらうことを目的として毎年開催されています。開催4回目となる今年は、小学3年生から中学生までの親子10組20名が参加しました。
●開催場所: | 庄内川左岸 河口部より2km付近(南陽大橋付近) |
●主 催: | 名古屋市港区役所(生涯学習センター・保健所・まちづくり推進室) |
●後 援: | みなと川まちづくりを考える会、 国土交通省中部地方整備局 庄内川河川事務所 |
●協力・指導: | 公益財団法人河川財団、庄内川川ナビ歩こう会 |
力を合わせてEボートのパドルを漕ぐ参加者のみなさん
こども船長の指示に従いヨシ原の中をEボートで宝探し
≪参加した親子20名が身近な川を体験≫
気温33度の真夏日となった開催日、南陽大橋下の河川敷会場には、親子20名の参加者が集まりました。全体が2班に分けられて、Eボート試乗体験と水辺の生き物観察、水質調査、ヨシ笛作りを体験。
集合時には、参加者より「木の舟には乗ったことがあるけど、ゴム製のEボートには乗ったことがないのでボート試乗が楽しみで参加しました。」「親子で参加できて楽しみです。」などの声が聞かれました。また、体験後には、「ボートが思っていた以上におもしろかったです。」「ボートの上からでないと見られない景色がステキでした。」などの感想を聞くことができました。
主催者代表として挨拶する港生涯学習センター館長
ヨシ原探検隊活動内容の説明を聞く参加者のみなさん
Eボート乗船前に説明を受けて全員がライフジャケットを着用
河川財団さんより、乗船時の注意事項やパドルの使い方を説明
宝箱を探してクリーク内を2艇のEボートで探検
「宝箱を発見!」にっこり記念撮影
色々な種類のカニの特徴を説明する
庄内川川ナビ歩こう会・佐藤代表
海水と河川水が混じりあう河口域の生き物の話に
お父さんもお母さんも興味津々
パックテストで簡易水質検査にも挑戦
透視度計をのぞいて河川水と水道水の透き通りの度合いを確認し、
透視度を調べました
生涯学習センターさんより、ヨシの役割やヨシ笛について説明
お父さんも一緒にヨシ笛にチャレンジ誰が一番うまく吹けたかな?
参加者のみなさんへ川遊びでの注意点を説明しました
観察した水辺の生き物をみんなで川へリリースしました
「暑かったけど、楽しかった!」みんなにっこり記念撮影
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平成26年8月6日(水)晴れ 気温32.2℃ 水温30.0℃ 水質調査 pH7.5(パックテスト) 透視度 17.0cm |
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観察した生物(11種類) マハゼ、トビハゼ、ビリンゴ、アベハゼ、テナガエビ、ヤマトオサガニ、アシハラガニ、ケフサイソガニ、ベンケイガニ、クロベンケイガニ、ヤマトシジミ |