毎年、矢田川で開催して好評を得ている自然体験イベント「矢田川あそび」。今年は、東区会場と北区会場で開催日を分けての実施となり、東区会場は7月27日(日)に行われました。
この催しは、地元の子ども達が楽しく川を体験することで川への理解を深め、川にすむ生き物観察や水質調査などの体験を通して、ふるさとの川「矢田川」の環境について考える、良い機会になることを願って開催しているものです。
●日時: | 平成26年7月27日(日) 9時30分~12時 |
●開催場所: | 矢田川橋緑地(名古屋市東区矢田 矢田川橋下流) |
●主催: |
矢田川子どもの水辺協議会 矢田川あそび実行委員会 構成員:区政協力委員会(東区の関係学区)、庄内川川ナビ歩こう会、矢田・庄内川をきれいにする会 名古屋市東区(まちづくり推進室)、国土交通省庄内川河川事務所 |
会場となった矢田川橋緑地
親子で挑戦したガサガサ調査の様子
≪参加した親子130名が川遊びを体験≫
朝から強い日差しが照りつける中、事前に申し込みをすませた近隣の小学生親子が、次々と会場にやってきました。開会式が終わると、全員が川を渡って対岸に。そこで用意されたガサガサ網とバケツを受け取り、水生生物捕獲にチャレンジしました。ゆったりとした矢田川の流れは、膝まで程度の浅さで、小学生でも安心して渡ることができ、小さな魚に加えて、大きなコイを捕まえた親子もいました。みんなで捕まえた水生生物を水槽に入れて観察し、詳しい説明も聞きました。
その後、3つの班に分かれて、投網体験と簡易水質検査、ペットボトルで作られたいかだ遊びを順番に楽しみました。
参加者からは、「学校で申し込み用紙をもらって参加しました。今日は、いつも見ているだけの川に入ることができて、とてもうれしいです。」「川がこんなに浅いとは思いませんでした。それに、思ったよりきれいで驚きました。」「身近な川に、こんなに大きなコイがいるとは思わなかった。」「ペットボトルのいかだに乗れて楽しかった。」などの意見が聞かれました。
親子で参加の受付風景
開会式の司会を務める下家副所長
挨拶する東区会場実行委員長で
矢田学区区政協力委員会の渡邊委員長
挨拶する庄内川河川事務所・髙橋事務所長
ひんやり感が心地よい矢田川で
ガサガサ調査を楽しむ参加者のみなさん
草むらに隠れている小さな水生生物を
足で追い出して網で捕まえます
ガサガサ網で大きなコイを捕まえました
大きなコイにそっとさわってみました
捕まえた水生生物について説明するスタッフ
みんなで捕まえた水生生物
水槽をのぞき込んで観察しました
パックテストでの水質検査にも挑戦しました
透視度計で水道水と矢田川の水を見比べました
教えてもらって投網にもチャレンジ
ペットボトルで作られた「いかだ」に乗って川下り。
一番人気を集めました!!
閉会式で挨拶する
砂田橋学区区政協力委員会の藤井委員長
閉会式で水質検査の結果を報告する
庄内川河川事務所・海野地域連携課長
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平成26年7月27日(日) 晴れ 気温30℃ 水温28℃ 水質調査 pH8.0(パックテスト) COD 13 (mg/L) (パックテスト) 透視度 70~80cm |
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捕れた生物(13種類) コイ、フナ、オイカワ、モツゴ、タモロコ、カダヤシ、メダカ、カマツカ、ナマズ、ヨシノボリ、ヌマエビ、アメンボ、オタマジャクシ |