港区当知地域委員会は、様々な地域課題を解決するための取り組み(地域予算事業)の一環として、子どもたちへの環境学習事業「庄内川自然観察会」を開催しています。この事業は、子どもたちが庄内川に生息する生物について学び、触れることによって庄内川への関心と愛着を深め、さらには庄内川の環境改善に対する意識やふるさと意識が高まることを目指すものです。
本年度は6月17日(火)に、名古屋市港区当知地先の庄内川左岸(明徳橋下流)において、「庄内川自然観察会」を開催。名古屋市立当知小学校の2年生計82名が参加しました。子どもたちは2チームに分かれ、ヨシ原探検及びヨシ原に生息する生物観察と庄内川下流域に生息する水生生物観察や水質調査を体験・学習しました。
庄内川河川事務所においては、庄内川下流域の水生生物観察及び水質調査を担当し、当知小学校の校外学習を支援しました。
●開催場所: | 庄内川左岸 明徳橋下流 |
●主 催: | 港区当知地域委員会 |
●協 力: | 当知学区連絡協議会、港区役所まちづくり推進室 |
●活動支援: | 庄内川川ナビ歩こう会代表・佐藤輝彦氏、庄内川河川事務所 |
校外学習のサポートをするため早朝から集まって会場を設営
子どもたちが安全に通れるように
当知学区連絡協議会が交通整理を実施
会場に着いた名古屋市立当知小学校の子どもたちと
主催者、支援者のみなさん
当知学区連絡協議会がヨシ原探検を担当
なお、会場には仮設トイレも設置
身長よりも高いヨシ原探検でカニ探しにワクワク!!
自分たちでつかまえたカニを持ってみんな自慢顔の記念撮影
「水道水」と「庄内川の水」見た目だけでわかるかな?
透視度計を上からのぞくと透き通りの度合いがわかります
濁った川の水にシジミを入れておくと水が透明に!「シジミは水をキレイにしてくれるんだよ」
佐藤さんの説明には楽しくてためになる話がいっぱい
ふれあい体験のタッチプールには「カニ」「コイ」「ギンブナ」の3種類を用意しました。
コイとフナは似てるけどヒゲのある方がコイなんだよ!!まずは観察してからタッチにチャレンジ
コイの歯はノドの奥にあるのでかまれないって本当かな?
勇気を出して試してみました!!
こんなきれいな赤いベンケイガニとクロベンケイガニもいました。
●平成26年6月17日(火)晴れ 気温28.0℃ 水温24.0℃
水質調査 pH8.0(パックテスト) 透視度 65cm
●観察した生物(15種類)
コイ、フナ属、タモコロ、ボラ、スズキ、ウキゴリ、マハゼ、ビリンゴ、アベハゼ、ウロハゼ、
テナガエビ、スジエビ、ベンケイガニ、クロベンケイガニ、ヤマトシジミ