味鋺学区まるごと町ごとハザードマップ ~標識の設置式が行われました~

○味鋺学区まるごと町ごとハザードマップ 標識の設置式が行われました
 名古屋市では、浸水の範囲や水深などの情報を表示した洪水・内水ハザードマップを作成し、平成22 年度に各戸配布を実施しています。
 地域住民の方々、名古屋市、国土交通省庄内川河川事務所が協働して、庄内川の堤防が決壊時した際の想定浸水深や避難所等洪水に関する情報を標識として、 生活空間である「まちなか」に表示する「まるごとまちごとハザードマップ」を進めています。
 11月8日(金)には、味鋺コミュニティーセンターにおいて標識の設置式が行なわれました。名古屋市北区の味鋺学区は庄内川、新地蔵川、八田川に囲まれ、水害による危険性がある地域です。水害による人的被害を軽減するためには、日常から洪水や避難場所について意識を持っていただき、危機感を地域内で共有することが大切です。
 設置式には地域の団体などから約20人が参加し、標識の受け渡しが行われ、続いて味鋺コミュニティーセンター1階入り口に想定浸水深がわかるシールを貼り、フェンスに水害時一時避難建物などを表示した標識が設置されました。報道各社も取材に訪れ、設置式などの様子がニュース番組に取り上げられました。
 味鋺学区自治連合会の水野素和副会長は、「標識を貼り出すことによって、ここに避難しようと、各自治体毎に決めていただくという効果があると思います。防災という意識も継続できるのではないかと思います。」と話されていました。

●開催場所: 名古屋市北区楠味鋺三丁目1311 番地の1
味鋺コニュニティセンター2F会議室
●参加者: 味鋺学区防災安心まちづくり委員会 委員長 中村 速雄
国土交通省中部地方整備局 庄内川河川事務所 所長 高橋 伸輔
名古屋市消防局 防災・危機管理監 三輪 弘光    他


活動状況01
地域のみなさんが参加した設置式


活動状況2
庄内川河川事務所の髙橋所長が「日常で標識やシールを目にすることで防災意識を高めていただくことが大切です」と挨拶

活動状況3
味鋺学区防災安全まちづくり委員会の中村委員長から、
設置する標識が渡されました

活動状況4
味鋺コミュニティセンター入り口ドアの上部に
想定浸水深を知らせるシールが貼られました

活動状況5
味鋺コミュニティセンターのフェンスに水害時一時避難建物などの
位置を知らせる標識が設置されました