ウォークイベント「庄内川エコウォーク」が開催されました ~港区の親子が庄内川の自然を再発見~

 10月14日(月・祝日)、庄内川河口部において「みなと川まちづくりを考える会」が主催するウォークイベント『庄内川エコウォーク』が開催されました。このイベントは、河川敷から観察できる野鳥を始めとする生物や漂着ゴミの観察などを通じて、まだ知られていない庄内川の自然環境を学び、庄内川をより 身近に感じてもらうことを目的としています。

 ●開催場所: 庄内川左岸 河口部 港区野跡地先(環境省稲永ビジターセンター)
 ●主催:みなと川まちづくりを考える会 (事務局:国土交通省庄内川河川事務所)
 ●協力:環境省名古屋自然保護官事務所・名古屋市上下水道局南部宝神水処理事務所

○庄内川に棲む生き物や水質を学習
 港区にお住まいの親子(21名)が参加し、環境省稲永ビジターセンターにて開会式が行われ、近藤港西学区区政協力委員長と髙橋庄内川河川事務所長から挨拶がありました。
 その後、藤前干潟に生息する野鳥や生物などについて説明を受け、事前に捕獲した水辺の生物を観察。港区を流れる庄内川と荒子川から採取した川の水、水道水の透明度を比較する水質調査を体験しました。

活動状況1
自然保護官から水辺の生物について説明を聞きました

活動状況2
透視度計をのぞくと庄内川、荒子川、水道水の透明度の違いにビックリ

 ウォーキングはA班とB班の2組に分かれ、高水敷を歩きコース上に生息する生物や漂着ゴミを観察しながら、名古屋市上下水道局宝神水処理センターに到着。施設を見学して、下水処理のしくみやセンターが果たしている役割を学びました。

活動状況3
藤前干潟が2002年ラムサール条約(湿地の保存に関する国際条約)に
登録されたことを記す石碑を見学

活動状況4
ヨシ原に上流から流されてきたペットボトルなどの漂着ゴミやカニなど
干潟の生き物もチェック

活動状況5

活動状況6

説明を受けながら見上げる河口の上空で群れをなして飛ぶカワウの大群や魚を観察

活動状況07

活動状況08

野鳥の名前や特徴など自然保護官の説明を聞きながら双眼鏡や望遠鏡で観察

活動状況09

活動状況10

水辺の生物を観察しながら河川敷を歩いて名古屋市上下水道局宝神水処理センターに向かいました

活動状況11

活動状況12

宝神水処理センターでは所員の説明を受けながらセンター内を見学

活動状況13

活動状況14

ポンプ室や沈でん池などを見学し下水処理のしくみを聞く参加者のみなさん。

活動状況15
藤前干潟を背景に記念撮影

○参加者アンケート結果

 Q.1 庄内川エコウォークはどうでしたか?
 活動状況16

 Q.2 庄内川エコウォークを継続的に行いたいと考えていますがどう思われますか?
 活動状況17

 Q.3 庄内川エコウォークを今後も行うとしたら参加いただけますか?
 活動状況18