水辺の利活用について意見交換

第14回矢田川子どもの水辺協議会 & 調査・研究発表会

 3月6日(水)、名古屋市北区役所にて「第14回矢田川子どもの水辺協議会」が開催されました。
 この協議会は、平成18年9月の発足以来、矢田川右岸(北区成願寺)に「子どもの水辺」を造成し、子どもたちの総合学習等に利用できる安全な河川自然体験場づくりを目的に活動を続けています。
 冒頭に神野会長、宮本事務所長から委員のみなさんへの謝辞があり、その後、事務局から平成24年度の委員会等の活動実績、子どもの水辺の利活用実績、河川整備基金会計などについての報告と平成25年度の協議会活動(案)、矢田川あそび2013についての提案がありました。これら報告・議事に対して委員側から「自由研究支援となる題材の提供、安全性の確保(ライフジャケットの着用、熱中症対策)」などの具体的な要望、また環境悪化を懸念する意見等がありました。

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 今年度は調査・研究発表の時間を「調査・研究報告会」と別枠で設け開催しました。
 この発表会には、名古屋工業大学・増田研究室の学生(榊原・杉村)による「ビオトープ造成事業後の環境評価に関する研究~地表性昆虫の多様性を用いて~」の研究発表、及び河川事務所(鵜飼)による「子どもの水辺で採取した生物(ガサガサ調査結果)」の調査発表を行いました。
 当日は事前申込みのあった図書館職員、市民、大学生ら9名が協議会委員といっしょに傍聴しました。

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報告会の様子「北区役所7F大会議室」  大学生による研究発表の様子