○春のビオトープで自然体験 庄内川は、都会に残る自然豊かで貴重な水辺空間です。この自然環境に配慮し多様な生物の生息環境と、市民が自然とふれあえる貴重な水辺空間の創造を目的として名古屋市守山区上志段味に『志段味ビオトープ』が整備されています。 3月3日(日)、アダプト団体「土岐川・庄内川流域ネットワーク」主催の地域交流イベント「志段味ビオトープで遊ぼう」が開催されました。このイベントはアダプト活動として『志段味ビオトープ』を会場に自然体験学習の一環として実施されています。当日は地域の家族連れなど213人が参加しました。 |
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竹林の中を探検するスタンプラリー、檜の間伐材や竹を用いた箸づくり、竹馬、竹とんぼ、けん玉等の竹細工づくり体験、堀川太鼓の演奏と子供たちの太鼓演奏体験、また、お昼時には餅つき体験、つきたての餅と豚汁がふるまわれるなど、自然の中でいろいろなプログラムを楽しまれました。 体験コーナーは「土岐川・庄内川流域ネットワーク」加盟団体を始め、各市民団体等の協力により実施されました。 なお、この催しは河川環境管理財団の「河川整備基金」の助成を受けて実施されました。また、名古屋市守山区主催の守山の自然に親しむ「守山自然ふれあいスクール」の催しとしても実施されました。 |
開村式にて記念撮影 「土岐川・庄内川流域ネットワーク」他スタッフの皆さん |
竹林の中を探検気分でスタンプラリー
凧に自分で絵を描こう 「日本凧の会」
お母さんと竹馬作りに挑戦
こちらはお父さんと竹トンボ作り
「愛知守山自然の会」による守山自然ふれあいスクール
マイ箸を作ってお餅とトン汁を食べよう
堀川太鼓の演奏と子供たちの太鼓演奏体験
段ボールのそり遊びはスリル満点
手作りの竹馬 上手に乗れるかな
大なべで作る豚汁は格別
あっという間に無くなりました
結構重たいぞ
つきたてのおもちも美味しかったね
みんなで創造していく水辺空間
ビオトープ周辺は「土岐川・庄内川流域ネットワーク」のみなさんが『庄内川アダプト活動』(*)として、毎月除草・竹林整備などを行われています。スッキリと整備された竹林には散策路ができ、広場には伐採された竹を粉砕したチップが敷かれ、気持ちのよい空間となっています。このような水辺空間の創造を、地域のみなさまとともに今後も広げていきたいと願っています。
整備されたビオトープ周辺と竹林
*「庄内川アダプト」について
庄内川沿川の地域のみなさんや企業の河川環境の改善に向けた自主的な活動を、国土交通省庄内川河川事務所がサポートをしながら、共に誇りを持てる庄内川を 形成していくための取り組みで、現在30団体の皆様が活動されています。