「平成24年度 庄内川アダプト会議」を開催しました。

○活動報告と現場見学を実施
 平成25年2月27日(水)、清須市のみずとぴぁ庄内(庄内川水防センター)で「平成24年度庄内川アダプト会議」を開催しました。(※庄内川アダプ ト:文末参照)この会議は庄内川河川事務所と参画団体の意見交換の場として毎年2月に開催しています。

 会議では、事務局から新規参画団体「クローバー」「東芝プラントシステム㈱中部支社」の紹介、各団体からの自己紹介、平成24年度の活動報告、次年度の 活動予定などについて報告を行いました。
 また今年度は庄内川アダプト団体のひとつである「清須・あま・大治かわまちづくり協議会」のこれまで活動が評価され、国土交通省より「平成24年度手づ くり郷土賞」を受賞しました。松坂会長から受賞に関しての報告が行われました。
 その後、始めての企画として15団体が参加して2箇所の「現場見学」が実施されました。『稲西河道掘削工事』現場では、ラジオコントローラーで動く無人 の水中ブルドーザーによる掘削の説明を受け、機能について質問するなど、関心の深さをうかがわせました。庄内川と新川の境である中堤の先端までいき、葦原 の漂着ゴミの状況を見学しました。漂着ゴミの量の多さにあらためてアダプト活動の意義について共感を深めました。

会議風景
会議風景

会議冒頭の挨拶をする宮本事務所長
会議冒頭の挨拶をする宮本事務所長

参画団体による自己紹介 なかぎりワークス
参画団体による自己紹介 なかぎりワークス

清須・あま・大治かわまちづくり協議会会長による受賞報告
清須・あま・大治かわまちづくり協議会会長による受賞報告

河道掘削現場で無人水中ブルドーザーの説明を聞く
河道掘削現場で無人水中ブルドーザーの説明を聞く

水中ブルドーザーが河道を掘削中
水中ブルドーザーが河道を掘削中

中堤先端部でゴミの漂着状況を見学
中堤先端部でゴミの漂着状況を見学

中堤 葦原に堆積する漂着ゴミ
中堤 葦原に堆積する漂着ゴミ
プラスチック類や流木が多い

庄内川アダプト:
庄内川沿川地域のみなさんや企業の河川環境改善に向けた自主的な活動を当事務所がサポートしながら、共に誇りを持てる庄内川を形成していくための取り組み です。活動内容として、河川清掃、不法投棄防止巡視、花木等の植生管理、水生生物観察学習会支援などを行っています。平成24年度には30団体・約350 回の活動をしていただいています。