愛知県田原市で「津波・地震防災訓練」が行われました。 ~庄内川河川事務所から排水ポンプ車が出動、合同訓練に参加~


  11月10日(土)愛知県田原市において、「津波・地震防災訓練」(主催:愛知県、田原市)が行われ、庄内川河川事務所からは、排水ポンプ車が参加しました。
  この訓練は、震度7の東海・東南海・南海の三連道地震が発生し、直後に大津波警報が発令されたとの想定で、愛知県、愛知県警、田原市、田原市消防本部、自衛隊、第4管区海上保安本部などの他、地元消防団、自主防災会・市民を含む1万4,000人が参加して行われました。

  当事務所の排水ポンプ車はメイン会場となった田原中学校で「寸断された道路に自衛隊により敷設された架柱橋を、津波による浸水箇所を排水に向かうため走行する」との内容で訓練を行いました。自衛隊が敷設した架柱橋は戦車が走行出来るほどの重量に耐えられますが、幅が狭いためゆっくりと走行しました。
  走行訓練を終えた排水ポンプ車は、中部地方整備局の他の災害対策車両(照明車、災害対策車、ヘリコプター「まんなか号」)といっしょに学校の運動場に展示し、担当職員が多くの来場者にポンプ車の役割、派遣実績などの説明を行いました。


自衛隊が敷設した架柱橋を渡る排水ポンプ車

避難訓練参加者に排水ポンプ車を説明