2002年にラムサール条約登録湿地となった藤前干潟のある新川・庄内川の河口付近は上流から流れ着いたペットボトルや空き缶、家電製品の不法投棄ゴミ等で河口に広がるヨシ原が苦しんでいます。
このため、流域の住民と行政が力をあわせて清掃しようと2002年から毎年、春と秋に「川と海のクリーン大作戦」を行っています。
10月27日(土)、名古屋市港区の庄内川と新川の河口部において、「みなと川まちづくりを考える会」および「藤前干潟クリーン大作戦実行委員会」の主催で河川清掃活動が行われました。
野跡・稲永学区
「みなと川まちづくりを考える会」は港区の沿川学区で組織された会で、庄内川河口部周辺での水辺の整備や利活用を推進しています。今回のクリーン大作戦では、9学区の自治会を中心に諸団体等も加わり691人が参加。約1時間でペットボトルや空き缶、空きビンなど、ゴミ袋605枚(45L袋)やタイヤなどの粗大ゴミが回収されました。
明徳学区
当知学区
高木学区
神宮寺学区
港西学区
南陽学区①・福田学区
南陽学区②
野跡・稲永学区
中堤でも市民団体を中心とした「藤前干潟クリーン大作戦実行委員会」による清掃活動が行われました。参加人数は1,166名で、1,197袋のゴミが回収されました。
また清掃活動終了後、地域防災団体による炊き出しの実演や交流会、防災に関するパネル展示、水質調査の発表、干潟観察会が実施されました。
中堤会場
参加・協力いただいた皆様、各機関の皆様、ありがとうございました。
*この取組みは河川環境管理財団、中部建設協会の助成を受けて実施しています。
川と海のクリーン大作戦in 清須市・尾張旭市・多治見市・土岐市・春日井市が開催されました。
「川と海のクリーン大作戦」は地域との連携による河川・海岸の協働管理を目的とし、市町村・市民・市民団体の皆様と河川や海岸の清掃を行うものです。
今秋も各市町の主催により、川の清掃活動が実施されました。
【清須市】 | 9月2日(日) 庄内川、新川、五条川 2658名参加 地域住民、アダプト団体等 約4台/2tトラック |
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【尾張旭市】 | 10月21日(日) 矢田川(宮下橋付近) 地域住民、団体等 約135名参加 約2台/2tトラック |
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【多治見市】 | 11 月4日(日) 土岐川(記念橋~国長橋付近) 地域住民、アダプト団体等 約460名参加 131袋 |
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【土 岐 市】 | 11月10日(土) 土岐川(中央橋付近) 約120名参加 地域団体等 0.13トン |
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【春日井市】 | 11月11日(日) 庄内川(松川橋上流右岸) 約100名参加 地域住民、アダプト団体等 約1台/2tトラック |