名古屋市守山図書館が「矢田川自然観察!」を開催

 当事務所では子どもたちが川での魚とりなどを通して、自然の感触や匂い、生き物の生命力に直接触れることなどから生活と自然環境のつながりを実感しても らう機会として、「総合学習」や「川の体験学習」の取り組みを支援しています。8月29日(水)、宮前橋下流右岸で名古屋市守山図書館の「自然観察会」を 支援しました。

● 開催場所:矢田川と守山川合流地点の右岸側(宮前橋下流)
● 支援者:庄内川川ナビ歩こう会

活動状況1
まず、タモの使い方を教えてもらいます

活動状況2
親子で協力して魚をつかまえます

○魚をとって、さわって、たのし~い!

 守山図書館では昨年から矢田川で自然観察会を行っています。今年も23名(子ども14名おとな9名)のみなさんがガサガサ体験を楽しもうと矢田川へやってきました。
 タモアミの使い方を教えてもらい、子どもはアミを、おとなはバケツを持って、川へ入ります。草の下あたりでガサガサした後、アミの中をのぞきこむと「うわっ、ほんとうに魚がとれた!」「エビみたいだよ。」とみんなうれしそう。とった生き物は水そうに分けて入れ、とくちょうなどを「庄内川・川ナビ歩こう会」の佐藤さんに教えてもらいました。大きなフナやコイにさわってみたり、川の水と水道水のすきとおりぐあいを調べる透視度比較調査(とうしどひかくちょうさ)もやってみました。

活動状況3
オタマジャクシがとれたよ

活動状況4
魚を水そうに入れ近くで観察します

活動状況5
大きなフナやコイにさわりました

活動状況6
川の水はすきとおっているかな?

活動状況7
川で遊ぶ時の注意
ライフジャケットを着て遊びましょう

活動状況8
捕まえた生き物と一緒に集合写真!

○矢田川は魚がいっぱいなんですね

 「矢田川にこんなにいろいろな種類の魚がいるなんてビックリしました。子どもはもちろん、おとなもとても楽しめました」子どもたちの喜ぶ顔を見ながら、おとなの方も川あそびの楽しさを味わえたようでした。

平成24年8月29日(水) くもり 気温33度 水温28度
水質調査 pH9(パックテスト) COD13(パックテスト) 透視度87㎝

●捕れた生物 (22種類)

オイカワ、タモロコ、モツゴ、ニゴイ、コイ、フナ、メダカ、カダヤシ、ブルーギル、カマツカ、ヨシノボリ、ナマズ、ドジョウ、テナガエ ビ、スジエビ、 ヌマエビ、アメリカザリガニ、アメンボ、ガムシ、ヤゴ(イトトンボ)、オタマジャクシ、ヒル