当事務所では子どもたちが川での魚とりなどを通して、自然の感触や匂い、生き物の生命力に直接触れることなどから生活と自然環境のつながりを実感しても
らう機会として、「総合学習」や「川の体験学習」の取り組みを支援しています。
8月2日(木)、矢田川ふれあい橋下流右岸『矢田川子どもの水辺』で名古屋市楠図書館主催による『こ
どもかんきょう講座2「矢田川自然観察!」』が開催され、「庄内川・川ナビ歩こう会」の協力を得て水生生物調査や水質調査の活
動支援を行いました。
● 開催場所:名古屋市北区 矢田川子どもの水辺
● 支援者:庄内川・川ナビ歩こう会
楠図書館では地域との連携を推進するため、図書館を出て自然に親しむイベントを行っています。当日はあいにく登校日とかさなって参加者が少なくなってしまいましたが、11人(小学生5人と大人6人)が自然観察を楽しみました。
「庄内川・川ナビ歩こう会」の佐藤さんからガサガサ網の使い方や、魚がかくれている場所などの説明を聞いた後、「目標!ドジョウをつかまえよう!」子どもたちは目をかがやかせて川の中に入り、ガサガサにちょうせんしました。みんながつかまえた魚やエビ、虫など水生生物のとくちょうを佐藤さんに教えてもらい、大きなフナやカメなどにさわる体験も楽しみました。
佐藤さんからガサガサの上手なつかい方を
教えてもらう子どもたち
水辺の草・木のかげに
魚がかくれていてねらいめです
何がとれたのかな?
魚のとくちょうを教えてもらいました
大きなコイ!さわってみよう!
ヌルヌルすべるね!
また矢田川の水の透視度比較調査も体験しました。水道の水と矢田川の水を入れた透視度計を並べ、上からのぞきこんで水のすきとおっている状態を見比べます。「え0っ、こんなに違うの?」「ガサガサで川のそこをかきまぜたから、川の水がにごり、水道の水との違いがはっきりわかるね。」子どもたちは、見比べた結果におどろいていました。
透視度計をのぞいて、とうめい度を比べます
川で遊ぶ時の注意を聞く子どもたち
平成24年8月2日(木) 晴れ 気温34度
水温30℃( 水質調査 pH8.0(パックテスト) COD15(パックテスト) 透視度85㎝
オイカワ、モツゴ、コイ、フナ、メダカ、カダヤシ、ブルーギ ル、ブラックバス、カマツカ、ヨシノボリ、ウキゴリ、ドジョウ、スジシマドジョウ、テナガエビ、スジエビ、 ヌマエビ、アメンボ、ヤゴ、ミシシッピアカミミガメ