光和幼稚園の川遊び・自然観察が「矢田川子どもの水辺」で行われました。

●開催場所 矢田川子どもの水辺
●支援者 庄内川川ナビ歩こう会 佐藤氏

○今年もいっぱい獲るぞ!

 9月13 日(火)、矢田川ふれあい橋下流右岸『矢田川子どもの水辺』で光和幼稚園の園児たち(年長さん66名)が今年も川遊び・自然観察を楽しみました。
 光和幼稚園では昨年捕ったドジョウやエビが飼育されて大きくなっており、子どもたちは今年もいっぱい獲るぞ!とワクワクしながらやってきました。

活動状況1
自然豊かな「矢田川子どもの水辺」

○自分で捕まえて、触って、おもしろ~い!

「矢田川子どもの水辺」は、地域の子どもたちに河川での自然体験に親しんでいただ くことを目的に、平成20年に整備されました。光和幼稚園では「安全に遊 べるよう中州が作られ、川ナビ歩こう会の佐藤さんや庄内川河川事務所さんの支援もあり、子どもたちが川に入れるいい機会」なので毎年利用しているそうで す。
 川にジャブジャブ入って中洲まで渡り、さあ、待ちに待ったガサガサ探検です。「冷たくて気持ちいい~」「きょうは濡れても大丈夫!」「見て!見て!ぼく が捕まえたの」「なんか捕まえた。これ、なんだろう?」みんな夢中になってガサガサ網やタモ網を使います。
 9月になってもまだ気温は高いので、水分補給をこまめにして、熱中症にならないように気をつけました。

活動状況2
タモ網の使い方を教えてもらいます

活動状況3
ジャブジャブとガサガサ探検開始!!

活動状況4
なにが捕まったのかな~?

活動状況5
水分補給もしっかり行いました!

○22種類の生き物をゲット

捕った生き物は「庄内川 川ナビ歩こう会」の佐藤さんがやさしく説明してくれました。水槽に分別された生き物をじっくり見たり、事前にスタッフが投網で捕獲したコイを触ってみた り。「ツルツルしてる」「カタいよ」「ヒゲ、あった」「おもた~い」生まれて初めて触る大きなコイ、はじめはおっかなびっくりでしたが、慣れてくると持ち 上げてみせる勇気も。

活動状況6
こいつの名前はなんだろ~??

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重くてツルツルの初めてのコイ

今年は22種類の生き物を捕獲し、モツゴ、カマツカ、モロコ、ドジョウ、ザリガニ、オタマジャクシなど、たくさんの種類を園に持って帰ることができまし た。「楽しかったぁ」「また来年も来たいな」手を振って帰る子どもたちの笑顔はピッカピカでした。

※当事務所では、子どもたちが川での魚とりなどを通して、自然の感触や匂い、生き物の生命力に直接触れることなどから生活と自然環境のつながりを実感して もらう機会として、「総合学習」や「川の体験学習」の取り組みを支援しています。 支援をご希望の団体は、庄内川河川事務所にお気軽にお申し込みください。
※「矢田川子どもの水辺」は身近な自然環境を活用した地域の憩いの場としてどなたもご自由にご利用いただけるようになっています。

平成23年9月13日(火) 晴れ 気温29℃ 水温28℃ 透視度100cm以上 pH:8.5 COD:12(パックテスト)

○捕れた生物

オイカワ、モツゴ、コイ、メダカ、スゴモロコ、コウライモロコ、カダヤシ、ブルーギル、カマツカ、ヨシノボリ、ナマズ、ドジョウ、テナ ガエビ、スジエビ、 ヌマエビ、アメリカザリガニ、アメンボ、ヤゴ(ハグロトンボ、シオカラトンボ、ギンヤンマの幼虫)、オタマジャクシ(トノサマガエル、ウシガエル)、ヒル