名古屋市川中小学校トワイライトスクール 「矢田川子どもの水辺」で野外活動

●開催場所:矢田川子供の水辺
●支 援 者 :庄内川川ナビ歩こう会

当事務所では、子どもたちが川での魚とりなどを通して、自然の感触や匂い、生き物 の生命力に直接触れることなどから生活と自然環境のつながりを実感しても らう機会として、「総合学習」や「川の体験学習」の取り組みを支援しています。

●ガサガサ調査、大好き!
 8月26 日(金)、矢田川ふれあい橋下流『矢田川子どもの水辺』で名古屋市川中小学校トワイライトスクールの「野外活動」が行われました。
 トワイライトスクールで開催する様々な講座の中でも、この野外活動は子どもたちに人気があり、平成21年度から継続して行っています。今回参加した11 名(1年~5年生)のうち約半数が「去年も参加しているよ!」とすっかりおなじみとなっています。

活動状況1
環境整備された矢田川子どもの水辺

●川の中で時間を忘れる

子どもたちは、タモの使い方、ガサガサ調査のコツを「庄内川・川ナビ歩こう会」の 佐藤さんから教わって、さっそく川に入って魚捕りに挑戦しました。水辺に 茂った草の下辺りを何度もガサガサして網を覗き込みます。「エビ、ゲットォ!」「エビがいっぱい捕れるね」「そうか、エビのすみかがわかったぞ!」
 夢中になって捕っていると、終了の合図「え~っ、もうおしまい?」「オタマジャクシをつかまえたかったのに!」とガサガサ調査の時間はあっという間に終 わりました。

活動状況2
生き物はどこにいると思う?どう動くと思う?

活動状況3
茂みの下を狙って生き物を捜索

●大きなコイを手づかみ

捕れた生き物は当事務所スタッフが分類して水槽に入れていきます。佐藤さんから魚 の名前などを教えてもらい、その後お魚ウォッチング。水槽を覗き込んだ り、スタッフが投網で捕獲した大きなコイを触ったり、持ち上げたり。たっぷり生き物と触れあいました。
 「また来年もお願いします」「来年は絶対オタマジャクシをつかまえるぞ~」と、元気な約束を交わしました。

活動状況4
体をどう使って泳いでるか見える?

活動状況5
似てるけどよく見るとちょっと違うね

活動状況6
大きい鱗にビックリ!ぬるぬるだ

活動状況7
自分達が捕まえた生き物の名前を確認中

※「矢田川子どもの水辺」は身近な自然環境を活用した地域の憩いの場として、誰にでも気軽に利用できるように整備されています。また、庄内川河川事務所で は川での「総合学習」、「体験学習」の支援を行っていますのでお気軽にお申し込みください。

平成23年8月26日(金) 晴れ 気温32℃ 水温30.5℃ 透視度89㎝

○捕れた生物

オイカワ、モツゴ、コイ、フナ、メダカ、カダヤシ、ブルーギル、カマツカ、ヨシノ ボリ、ウキゴリ、ドジョウ、スジエビ、ヌマエビ、アメンボ、マツモムシ、 ヤゴ(シオカラトンボ・ハグロイトトンボの幼虫)、ミシシッピアカミミガメ、オタマジャクシ

pdf「夏期職業体験実習生の自然体験支援体験記」 【530KB 別ウィンドウ】