西枇杷島第二幼稚園の体験学習支援が行われました。

●開 催場所:庄内川右岸 みずとぴぁ庄内
●共   催:清須市都市計画課
●支 援 者 :庄内川川ナビ歩こう会 佐藤氏 清須かわまちづくり協議会 松坂氏


●川での体験学習を支援しています
 当事務所では川の生物に触れる楽しい体験を通して生活や自 然について知ってもらうことを願い、ボランティア団体などとともに総合学習や体験学習を支援しています。  7月1日(金)に、清須市西枇杷島町にある「みずとぴぁ庄内」前の水辺にて、清須市立西枇杷島第二幼稚園の園児37名が水辺の体験学習に参加しました。

●生き物に触れてみると、楽しい
 西枇杷島第二幼稚園はみずとぴぁ庄内から歩いて10分ほど のところにあります。昨年の体験学習では、園児たちから楽しかった想い出の絵が届くなど、たいへん好評でした。 そして今年も年長さんクラスがワクワクしながら水辺にやってきました。
「何がとれるの?」「カエルはいるの?」「ウナギはいるの?」河原に着くなり、期待いっぱいの声がはじけます。

事務所のスタッフに見守られながら、流れが弱く膝下ぐらい までの安全な水位の場所で、生き物を捕まえます。「あっ、川の底からブクブク泡が出ているよ。 その下にザリガニがいるんだよね?」「お、よく知っているね。その通りだよ」こうした遊びの中から、生き物の生態などが自然に身に付いていくのです ね。なかには生き物に触るのが苦手な子もいましたが、みんなといっしょに楽しくはしゃいでいるうちに慣れて、触るのも怖くなくなりました。

活動状況1
川に入る前に説明を聞きます

活動状況2
ガサガサ調査開始だ!

活動状況3
頑張ってガサガサしています

活動状況4
大きい貝が捕れたよ~


●水の生き物と仲良くなろう ガサガサ調査の後は、庄内川川ナビ歩こう会の佐藤さんから 川の中の生き物についてお話を聞きました。メダカ、ドジョウ、ウナギ、ザリガニなど園児たちの期待どおり、たくさんの生き物たちが捕れました。「触ってい い?」「アメンボって、甘いアメの匂いがするんだって」「匂いをかいでごらん!」タライに入ったカメに触ったり、水槽をじっと覗き込んだり。目で見て、手 で触れて、自分の感覚をいっぱい使って、水の生き物と仲良くなりました。
 「楽しかったぁ、今度は秋のバッタ取りだね!」次の楽しい約束を交わして体験学習を終わりました。

活動状況5
いっぱい捕まえたね

活動状況6
甘いアメの匂いしたかな?

平成23年7月1日(金) 晴れ 気温32.5℃ 水温30℃ pH7.0(パックテスト) COD13(パックテスト) 透視度75cm

○捕れた生物(スタッフによる捕獲含む)

アユ、オイカワ、ボラ、スゴモロコ、スズキ、カダヤシ、ド ジョウ、ゴクラクハゼ、チチブ、ヌマチチブ、 ウナギ、マハゼ、テナガエビ、スジエビ、ヌマエビ、アメリカザリガニ、モクズガニ、アメンボ、ドブガイ、 ミシシッピアカミミガメ、オタマジャクシ、イシガメ、スッポン