名古屋市立西味鋺小学校の「総合学習」が行われました。

 当事務所では子どもたちが川で魚をとるなどの活動を通して、自然の感触や匂い、生き物の生命力に直接触れ、生活と自然環境のつながりを実感してもらう機 会として、「総合学習」や「川の体験学習」の取り組みを支援しています。
 6月12日(火)、名古屋市北区成願寺「矢田川子どもの水辺」で、名古屋市立西味鋺小学校の児童ら(3年生児童50名、先生4名)による「総合学習」を 支援しました。

●開催場所:名古屋市北区 矢田川子どもの水辺
●支援者:庄内川川ナビ歩こう会 佐藤氏

活動状況1
ふれあい橋の近くでガサガサ探検

活動状況2
高層マンションの近くにも自然はいっぱい

●メダカやコイ、フナの稚魚がたくさん

 ガサガサ網の使い方の説明や安全に川に入る注意事項を確認して、いっせいに川の中へ。「アメンボがいっぱいいるよ」「あっ!なんか魚 が入ったぁ!バケ ツ、早く早く」次々に捕れはじめて、バケツ係は大忙しです。
 ガサガサ探検の後は、庄内川川ナビ歩こう会の佐藤さんがみんなで捕まえた生き物の簡単な解説をしてくれました。「今日はナマズやコイの稚魚、メダカがた くさん捕れたね。学校へ帰ったら、図書室で詳しい生態を調べてください。」児童たちは「この魚を持って帰っていいですか?」と飼育に意欲満々。小型水槽を 用意してきた希望者が飼育しやすいコイとフナの稚魚を持って帰りました。

活動状況3
草の下に魚は隠れているよ

活動状況4
何が捕れたかな?佐藤さんが解説

●大人たちが見守ってくれるから安心

 西味鋺小学校では3年生になると総合学習で矢田川の河川体験ができると、児童たちは楽しみにしているそうです。「子ども同士では川へ 来られないし、こん なにたくさん魚を捕る経験は今までなかったでしょうね。父兄をはじめ河川事務所の人たちが見守ってくれるから、安心して川遊びを体験できるいい機会です ね」と引率の先生が語ってくれました。

活動状況5
ポールの内側で安全に

活動状況6
最後に川での注意事項を確認

平成24年6月12日(火)くもり 気温23℃  水温22℃
水質調査  pH 6.5(パックテスト)  COD 13 (パックテスト) 透視度100cm以上

●捕れた生物(15種類)

モツゴ、コイ、フナ、メダカ、カダヤシ、ウキゴリ、ヨシノボリ、ドジョウ、ナマズ、オタマジャクシ、テナガエビ、スジエビ、ヌマエビ、 ヤゴ(ハグロトン ボ)、アメンボ