建設業の課題解決に向けた取り組み
担い手確保・育成
- 建設業において高齢化等により技能労働者が大量に離職することが見込まれ、将来を担う若者の入職・定着を促し、人材を確保することが重要
- 若者の早期活躍の促進・定着に向けた取り組みとして、就業体験や教育訓練の実施
取り組み内容
- 近隣の小中学校に出向いて、実験を交えた出前講座
- 実際施工している現場で、建設機械の説明や施工状況の現場見学会
- インターシップによる橋梁点検を実施する就業体験
- 若手を対象にした講師による説明資料や討議資料を用いた合同研修
- オンライン等を用いたグループワーク形式の研修
- 工事現場において実演等を交えた実地研修
- ドローンを用いた飛行訓練や簡易な橋梁点検の体験研修
- 他機関と合同の現場見学や工事検査などの臨場受検
取り組み状況
DX・新技術の活用(Digital Transformation)
- 労働力人口が減少する中、社会資本の効果的な整備を図るため生産性向上が不可欠。
- DX・新技術・新工法の活用で安全確保や長時間労働抑制・休日確保など働き方改革に取り組みます。省エネルギー化を推進しカーボンニュートラルを目指します。
AIの活用で安全快適な道路環境構築
既存のCCTVカメラ画像を活用し、AIが道路の異常を早期に判断することで道路管理業務の効率化を図りつつ、安全快適な道路環境構築に取り組みます
遠隔制御システム導入による安全確保
津波が想定される場合、迅速な安全確保のため遠隔制御遮断機を1箇所設置します。防災体制の省力化を図りつつ、スタッフの安全確保も実現します。
BIM/CIMの活用による建設生産管理システムの効率化
BIM/CIMとは、設計や工事において、3次元モデルを作成・活用することにより、詳細な検討や現地の分かり易い説明が可能になり、作業の効率化や安全対策の向上を図ります
BIM/CIMの取り組み事例
現地状況を3次元化して、地下埋設物の把握、近接施工の検討、工事施工中の変位計測等に活用
照明灯のLED化等で省エネルギー化を推進
消費電力が少ない道路・トンネル照明灯のLED化等で省エネルギー化を推進し、CO2排出削減を図ります
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静岡国道事務所 品質確保課