ホーム 事業紹介 道路を活かした地域活性化 日本風景街道

日本風景街道

概要

  • 郷土愛を育み、日本列島の魅力・美しさを発見、創出するとともに、多様な主体による協働のもと、景観、自然、歴史、文化等の地域資源を活かした国民的な原風景を創成する運動を促し、地域活性化、観光振興、美しい国土の形成を目指す取組
  • 令和6年2月現在、全国で145ルートが登録。静岡国道管内では3ルートの活動を支援

日本風景街道のイメージ
日本風景街道のイメージ


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ぐるり富士山風景街道

富士山の見える道風景、富士山をぐるりと巡る道風景を守り・創り・伝えていく

霊峰富士を巡る幾筋もの道には、日本人の祈りの風景があり、それを支えた暮らしの風景があります。 春夏秋冬、さまざまな角度から眺める富士の姿は美しい。
「ぐるり富士山風景街道」は、その名のとおり、 国道138号、139号、469号をつないでぐるりと富士山麓を一周するルートが主軸になっている。

地域の活動推進体制
■ぐるり富士山風景街道
 NPO法人地域づくりサポートネット、NPO法人まちづくりトップランナーふじのみや本舗、富士山朝霧高原景観管理協議会等29団体(静岡側)、行政機関

地元の取組・活動
富士宮市朝霧地区や御殿場市及び小山町では、地域の方々を中心に、転落防止柵の茶色への塗り替え、除草・ゴミの清掃や花の植替えによる環境美化活動など優れた景観を守る活動を行っている。

富士山風景街道


東海道「駿河2峠6宿風景街道」

東海道と富士山、宿場と峠を満喫する

江戸時代、五街道のうち最も重要な街道だった東海道。静岡市には、その東海道の宿場が6宿(蒲原、由比、興津、江尻、府中、丸子)あり、当時の町並みや史跡など歴史的文化を残している。さらに、歌川広重が見た東海道の風景が現在でも唯一眺望できる薩埵峠と、伊勢物語の舞台にもなった宇津ノ谷峠がある。
富士山の絶景が楽しめ、ウォーキングに最適。ナショナルサイクルルートに認定された太平洋岸自転車道もこの道と重なっており、サイクリングも楽しめる。

地域の活動推進体制
■静岡二峠六宿街道観光協議会
NPO法人地域づくりサポートネット、NPO法人丸子まちづくり協議会、しずおか街道観光研究会等24団体、郷土史家(学識経験者等)2名、行政機関


地元の取組・活動
町内会、ビルの管理者、企業、地域の住民、国、県、市など、様々な方々の協力を得て、案内サインの設置、ベンチ等の塗り替え、さらに石碑の修景、解説マップ等の情報発信など、旧東海道の「まち磨き」を行い、「魅力ある2峠6宿」を育てている。

東海道風景街道


大井川流域「南アルプスへの道・お茶の道」

南アルプスの豊かな自然・お茶街道の魅力を満喫

南アルプスや大井川などの雄大な景観、四季折々の見所が満載で、桜の名所、映画ロケ地の駅舎、美しい景観に囲まれた温泉などの豊富な地域資源が楽しめるとともに、SLや日本唯一のアプト式鉄道で行く大井川流域の旅は最高。
さらに、東海道の難所として知られた大井川流域に育んでいる宿場町(島田宿・金谷宿)の歴史や駿河神楽などの伝統文化の資源も満載。又、牧之原台地から始まる大井川筋は「お茶街道」となっており、見て、飲んで、体験できるお茶の街道としても楽しめる。

地域の活動推進体制
■大井川流域サイクルツーリズム協議会
 大井川鐵道株式会社、観光協会 3団体、行政機関


地元の取組・活動
新東名「島田金谷IC」降りてすぐにある「KADODE OOIGAWA」では、大井川流域の緑茶・農業・観光を「飲んで、食べて、買って、体験して」楽しむことができる。

大井川風景街道


自転車の利用環境の整備と活用促進

大井川流域のサイクリングルート

  • 日本風景街道『大井川流域「南アルプスへの道・お茶の道」』の取組で、サイクリスト向け設備やルートの整備を通し、大井川流域のサイクルツーリズムを推進
  • 令和6年2月に「大井川流域サイクルツーリズム協議会」にて、サイクリングルートのマップを作成。今後、道の駅や観光案内所などで配布・広報し、サイクルツーリズムの更なる発展を図る


■4ルート(上級者から初心者まで)
  • ルート1,2
  • ルート3,4

■大井川流域のサイクリングルート図

サイクリングルート図


■サイクリスト向け設備
  • 道の駅川根温泉
  • KASOSE OOIGAWA
  • 川根文化センター


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静岡国道事務所 計画課