生活道路対策
概要
- 生活道路における人優先の安全・安心な通行空間整備の更なる推進を図るため、最高速度30km/hの区域規制と物理的デバイスを組み合わせて交通安全の向上を図る『ゾーン30プラス』が令和3年よりスタート
- 令和3年度には、交通分析結果の提供等の支援を行ってきた、静岡市清水区鶴舞町地区が『ゾーン30プラス』に登録。令和4年度は、藤枝市にて地元意見を反映した生活道路対策を推進するため、住民参加型ワークショップに対する技術的支援を行ったほか、静岡市・焼津市からの要請に応じ、交通分析結果を提供
- 令和5年度は、引き続き藤枝市のワークショップに対する技術的支援を行うとともに、自治体からの要請に応じて、『ゾーン30プラス』候補地区に対する交通分析結果を提供予定
静岡県内における取り組み
各地域において、関係機関(市,国,警察,PTA)で協議会を設立し、生活道路の安全対策に取り組んでいます。危険性が特に高い場所を『生活道路対策エリア』に選定し、交通事故の発生状況や現地点検などを踏まえ、必要な安全対策を検討しています。
静岡県内では22市町42エリアを生活道路対策エリアに選定しました。(平成29年11月末時点)
取り組み事例
令和4年度の取り組み(一例:藤枝市岡部町三輪地区に対する支援)
- ワークショップへの技術的支援として、ワークショップの企画・資料作成・当日運営補助・意見取りまとめ・広報チラシ作成等を実施
令和3年度の取り組み
- 生活道路対策の推進を図るため、令和2年度に生活道路エリア「藤枝市岡部町三輪(おかべちょうみわ)地区」において、直轄診断を実施
- 「ガイドライン※に基づいた診断」を簡易に実施可能とする『チェックリスト(案) 』を用いて診断を実施し、診断結果に基づき、「エリア概要」「体制」「診断結果」「取組方針(案)」を記載した『処方箋(案) 』を作成
- 令和3年度は、作成した『処方箋(案)』を踏まえて、「藤枝市岡部町三輪地区」での支援を深堀り、「藤枝市下青島地区」において、可搬型ハンプを設置
※「生活道路のゾーン対策マニュアル(交通⼯学研究会,平成29年6⽉改訂版)」
直轄診断(藤枝市岡部町三輪地区)の実施
≪合同現地点検の様子≫
藤枝市岡部町三輪地区の『処方箋(案)』
走行速度の変化(ETC2.0による交通分析結果)
・ハンプ設置による速度抑制効果の確認を目的とした、ETC2.0データ交通分析支援を実施
過去の取り組み
通学路の安全確保の取り組み
通学路の安全確保の取り組みについて以下のリンクより確認できます。
各市町村の取り組み詳細は、以下のリンクより確認できます。
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静岡国道事務所 管理第二課