万一、被災したら・事故にあったら
「何よりも人命第一、そして二次災害を防止しましょう。」
地震の直撃で被災したり、走行中事故にあったら、まず乗員を車外の安全な場所に避難させ、次に発煙筒・三角プレート・懐中電灯などで後続車などに状況を知らせ、二次災害を防ぎます。
人命救助(応急処置)
電話の不通などで救急車の到着が遅れそうな場合は、できる限りの応急処置に努めましょう。
- けがをした人を不用意に動かすことは危険です。
周囲の状況が許せば、動かさずにその場で手当をすることが原則です。- 出血をしている箇所は、清潔な布などを当てて押さえるか、しっかり巻いて、心臓より上に出血した箇所を保っておきます。また、出血がひどい時は傷口より心臓に近い箇所を圧迫して止血します。
車両火災
- ・1台の火災でも、渋滞などですべての車両が火災に巻き込まれる危険性があります。お互い協力して、初期消火に努めましょう。
・危険物運搬車両以外でも、消火器を備えるよう心掛けてください。
出血の手当と止血
けがをした人のために覚えておくと役立ちます。
ちょっとしたすり傷や切り傷は、傷口を水で洗うなどしてから、ハンカチなどの清潔な布を当ててしばらく押さえるか、傷口をしっかり巻いてください。また、出血がひどいときは、イラストのように「傷口より心臓に近い動脈」を手や指で圧迫する方法を用い ます。
- 1.肘(ひじ)から先の出血は、肘の内側を圧迫する
2.上腕部から出血は、脇の下を圧迫する
3.下肢(かし)の出血は、ももの付け根を圧迫する
また、いざという時の「骨折の添え木」は、傘や2つ折りにした週刊誌などを利用します。
非常電話
- 高速道路・有料道路などで、道路の異常・車両火災・交通事故などを発見した時は、まず非常電話で連絡をしてください。
- 高速道路の非常電話は、約1kmおき(トンネル内は約200mおき)に設置されています。
※ 名古屋高速の場合は、約500mおき(トンネル内は約100mおき)です。- 地震発生直後は、電話が混みあって通じにくいことがあります。緊急度合いの少ない場合は、地震が落ち着くのを待ってからおかけ直しください。
※ 非常電話は、一般家庭との通話はできません。
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静岡国道事務所 管理第一課