水難事故防止

ストップ!河川水難事故

河川は自然豊かでとても楽しいところですが、利用にあたって身の安全を確保することは、自己の責任に委ねられています。

河川は学校のプールなどと違って、水の流れが複雑なところや急に深くなっているところなどがあります。また、今いる場所が晴れていても、河川の上流で雨が降ると、水の量が急に増え、中州に取り残されてしまったり、水に流されてしまうなどの恐ろしい目にあうことがあります。
河川を利用する際は、天候や水の流れなどに十分注意し、安全を心がけて、楽しく利用しましょう!

河川を安全に利用していただくために

静岡河川事務所では、河川を利用される皆様に河川を安全に利用していただくため、次の取り組みを行っています。

  1. 河川利用者の皆様に直接水難事故の防止を呼びかけています。
    1. 夏休み期間における河川利用者への水難事故防止の啓発活動

      期間中は、委託による河川巡視のほか、職員が定期的に河川を巡視し、水遊び等の河川利用をされている方に直接声を掛け、水難事故防止を呼び掛けます。

      取り組み
      水辺利用者等への声かけ風景
      取り組み
      水辺利用者等への声かけ風景
    2. 安倍川水系・大井川水系の安全な河川敷地利用のための協議会による合同パトロールを実施

      河川管理者(国・静岡県)、沿川市町、警察、消防及び河川利用者団体等で構成された「安倍川水系の安全な河川敷地利用のための協議会」と「大井川水系の安全な河川敷地利用のための協議会」は、夏休み初旬の水辺等利用者が増える時期に合わせた統一行動日に、一斉に河川敷地のパトロールを実施します。

      取り組み
      パトロール出発式での挨拶
      取り組み
      河川利用者への声かけ風景
  2. 河川利用者の皆様の人命に重大な危険を生じさせる箇所がないか点検を行っています。
    1. ゴールデンウィーク前の安全利用点検
    2. 夏休み前の安全利用点検

      大型連休や夏休みに河川を利用される方が増えることが考えられるため、河川利用者の自己責任による安全確保とあわせて、河川の安心利用に資することを目的として、高水敷や低水護岸等の構造物において、河川利用者の皆様の人命に重大な危険を生じさせる箇所がないか点検を行います。
      点検の結果、措置が必要と判断された箇所には、注意看板を設置したり、ロープで囲うなどの措置を行います。

      取り組み
      護岸点検中の様子
      取り組み
      構造物周辺点検中の様子