国土交通省中部地方整備局 静岡営繕事務所

建築Q&A


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建築に関して寄せられた主な質問

Q1)免震装置って?

安全なくらしを支える建物の整備 免震装置を備えた防災拠点の建設 事務所はいきいきオフィス
-静岡国道事務所-

静岡国道事務所における免震工法の採用
  静岡国道事務所では、大雨・大雪・地震などの災害時でも国道の安全を守る防災拠点としての役割を果たしています。予想される東海地震がおきても、災害復旧活動を速やかに行えるよう、建物は免震構造を採用して、万一の時に備えます。
  静岡国道事務所外観
静岡国道事務所外観
静岡国道事務所内観
静岡国道事務所内観
免震装置の例
  LRI : Lead Ruber Isolator 鉛プラグ入り積層ゴム免震装置
現在最も多く用いられている免震装置です。薄いゴムと鋼板をサンドイッチ状に交互に重ね合わせた円筒の中心に、純度の高い鉛の芯(円柱)を挿入した一体型の免震装置です。 中心の鉛は、ゴムと鋼板が水平方向に変形すると、粘土のように塑性変形し、地震エネルギーを吸収して建物の揺れを早期に収めます。また、小さな地震、風などで、建物が揺れ出すのを防ぎます。
LRI:鉛プラグ入り積層ゴム免震装置
施設概要
 
所在地 〒420-0054
静岡市葵区南安倍2丁目8-1
構 造 鉄筋コンクリート造
規 模 4階建て 約4,000平方メートル
完成年月 平成14年3月
静岡国道事務所地図

Q2)リサイクルって?

建設副産物のリサイクルモデル工事(静岡国道事務所) 「環境負荷削減の為に心がけよう分別収集・残材縮減」

現場の取り組み紹介(静岡国道事務所)
  発生の抑制策
 ・仕上げ材の工場加工、実寸発注による現場加工の低減
 ・梱包材の簡素化とリサイクル
  再利用の促進策
 ・副産物を5種類に分別収集し、リサイクル
 
  リサイクル対象物   リサイクル率
   ・アスファルト、コンクリート塊
 ・建設発生木材
 ・金属くず
 ・ダンボール
 ・ボード
98%のリサイクルを
実施した。
旧庁舎取り壊し見学会
旧庁舎取り壊し見学会

Q3)地域コミュニケーションって?

地域コミュニケーション

   平成13年2月24日、静岡国道事務所(1期工事:RC-4延面積約2,500平方メートル)の完成に合わせ、「オープンハウス of 静国」と題して庁舎の一般公開が行われました。

 静岡営繕事務所では営繕コーナーを設置し、パネル展示による営繕ビジョンなどの紹介、模型展示、パンフレット類の配布及び今回の庁舎の特徴である免震装置の紹介ビデオ上映を行いました。
庁舎模型展示
庁舎模型展示
 
  免震装置と免震ピット内
免震装置と免震ピット内
 当日は雨にも関わらず100人を越える方々に来場いただき、「この建物は震度いくつまで耐えられるのか?」、「免震装置とは?」などの質問をされ、職員が説明する場面が見られました。

 
オープンハウスとは?
  オープンハウス(Open House)とは、英語で一般公開、開放という意味で、普段は公開されていない場所を一般の人に開放し、カジュアルな雰囲気の中で業務や活動について紹介を行ったり、意見交換などを行うイベントのこと。※国土交通本省のホームページより
中部地方整備局では他に北勢国道事務所(三重県)などで実施。

Q4)イメージアップって?

建設現場のイメージアップ

    静岡営繕事務所では建設現場のイメージアップにも取り組んでいます。
 沼津地方合同立体駐車場建設時(平成13年10月完成)にはイメージアップステッカーの他、合同庁舎に入居されている各官署からの「お知らせコーナー」、「生まれ変わる駐車場」と題して立体駐車場ができるまでの工程を説明したパネルなどを設置しました。


パネル:「お知らせコーナー」
パネル:「お知らせコーナー」

パネル:「生まれ変わる駐車場」
パネル:「生まれ変わる駐車場」

 

 また、皆さまからの意見を自由に書き込んでいただくための「御意見板」を設置し、多くの方々からの心温まるお言葉や励ましなどなど多くの書き込みをしていただきました。

パネル:皆さまからのメッセージ「御意見板」
パネル:皆さまからのメッセージ「御意見板」

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