国土交通省中部地方整備局　静岡営繕事務所

静岡営繕事務所の紹介

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人とまちと公共施設のよりよい関係をめざして

静岡営繕事務所では、静岡県内の官庁施設の基本である、
　　(1)地域社会への寄与
　　(2)環境への配慮
　　(3)利用者の利便の向上
　　(4)安全の確保
　　(5)長期耐用性の確保
上記の5点を基本方針とし、既存施設を有効に活用しつつ、効率的かつ計画的な施設整備を推進しています。

(1)地域社会への寄与

官庁施設は、都市における交流機能の拠点となる「地域の顔」として期待されており、官庁施設を核とした魅力と賑わいのあるまちづくりを推進する「シビックコア地区整備制度」等の活用や継続的なコミュニケーションなど、地域と連携した取り組みにより、快適で質の高いまちづくりと共に、地域の活性化に貢献する施設整備を推進します。

(2)環境への配慮

ライフサイクルを通じた環境負荷の低減に配慮し、我が国の建築分野における環境保全対策の模範となる「環境配慮型官庁施設(グリーン庁舎)」の整備を推進します。
さらに、工事実施段階における再生材の活用、建設副産物の抑制、リサイクル及び適正処理対策を推進します。

(3)利用者の利便の向上

高齢者・障害者はもとより、すべての人が安全かつ円滑に利用できるよう配慮したユニバーサルデザイン化について、モデル事業の実施や基準類の充実により、先導的な役割を担っています。また、地方公共団体等との連携により、官庁施設周辺の地域についても、一体的な整備の充実を進めています。

(4)安全の確保

安全で安心できる社会の形成に寄与すべく、「官庁施設の総合耐震・対津波計画基準」に基づき、建築物全体としての総合的な耐震性能を確保するよう整備を推進しています。

(5)長期耐用性の確保

既存施設の管理、維持保全、改修等を適切かつ効率的に行い、良質なストックとして活用するため、「官庁施設の保全に関する技術基準」及び「国土交通省インフラ長寿命化計画（行動計画）」により、各省庁に対しても保全の指導を行っています。また、施設新営にあっても、フレキシビリティのある長期耐用性を有した整備を推進します。なお、保全に関する情報誌「保全通信」を隔月で発行しています。