災害の歴史

台風による被害

駿河湾は、湾の奥部まで入り込んでいる急深の湾であり、海底勾配も急なため、高波が発生しやすく、しかも湾口が南に広く大平洋に面しているので、富士海岸一帯は外洋の影響を直接受けやすく、古くから幾度なく台風等の被害を被ってきました。
太平洋戦争後の主な災害としては、田子の浦港付近で民家20戸が破壊された、昭和34年9月の伊勢湾台風、越波により富士市今井付近で死者13名、全破壊家屋51戸の被害があった昭和41年9月の26号台風、高波で貨物船が打ち上げられた昭和54年10月の20号台風によるものがあげられます。

平成16年10月の22号台風

昭和41年9月の26号台風
昭和41年9月の26号台風
昭和54年10月の20号台風
昭和54年10月の20号台風