氾濫シミュレーション

氾濫ってホントに怖いの?

絵で見る危険度 ~水の深さってどのくらいなの? 車や人と比較してください。~

水深50cm
水深50cm

水深50cm

水深50cmは、腰よりも浅い程度です。流れが0.5m/秒までなら、歩けます。
普通自動車は、エンジンルームが冠水し、電気系統でトラブルが発生するほか、 水を吸い込むとウォーターハンマーという現象でエンジンを壊してしまいますので、使えません。

水深1m
水深1m

水深1m

水深1mは、大人の腰程度です。
流れが1.5m/秒までは、元気な大人なら逃げられるでしょう。
でも、子供にとっては泳ぐような深さです。
お年寄りにも自力避難は困難でしょう。

水深1.5m
水深1.5m

水深1.5m

水深1.5mにもなると、水流にもよりますが、
様々な障害物も流されてきますので、危険度が高くなるでしょう。
自動車は、例え浮いてもすぐに水没しますので、ボートなどを利用した避難が必要となります。

水深2m
水深2m

水深2m

水深2mでは、地面に足がつきませんので、当然、ボートなどによる避難・救助活動が前提になります。
水害時の濁流はプールの水とは違いますので、イラストの人形のように立ち泳ぎができたとしても、 流れが強いと流されます。
大変危険です